観光客がWEBアプリをセッティングした端末を持ってエリア内をまわると、近づいた観光名所やおすすめスポットを紹介する音声ガイドが流れたり、プロジェクションマッピングなどの演出が起動

Mobilit.E.S(モビリテス)」は、「移動することが、もっと楽しく、もっと学びになる」をコンセプトに、沖縄県那覇市の株式会社あしびかんぱにーの協力のもと同社が開発。これまで沖縄県や大分県など各地で実証実験を重ね、2026年4月より、自治体や観光関係者向けに本格提供することとなった。

「Mobilit.E.S」は、モビリティと専用アプリを組み合わせ、設定エリア内のあちこちで音声ガイドやプロジェクションマッピング、サイネージ映像などのコンテンツと連動。観光客がWEBアプリをセッティングした端末を持ってエリア内をまわると、近づいた観光名所やおすすめスポットを紹介する音声ガイドが流れたり、プロジェクションマッピングなどの演出が起動したりする仕組み。

季節や時間、天候、また指定スポットに近づいた回数やルートなどによって演出コンテンツを変えることも可能。これにより、季節や天候などに合わせて誘致する場所を変えられるほか、同じ場所でも毎回異なるコンテンツが楽しめることで観光客に回遊を促す。

北海道奥尻町では、今春より「奥尻島、ギフトトリップ」と題した周遊体験型サービスが島民向けに始まる。奥尻町が「Mobilit.E.S」を採用し、専用端末の貸出を一般向けに近日中に行う予定だ。

利用者はヤマハ発動機製グリーンスローモビリティやレンタカーなどを使って、音声ガイドとともに奥尻島に点在する自然の名勝や、地域ならではの食、文化が伝わる観光スポットを探検できる。その日の天候などに合わせたお勧めルートの提案なども可能で、天候や観光名所の下調べの手間なく、シームレスに奥尻島の魅力を堪能できるサービスとなっている。

今後は、各スポットで照明の演出やキャラクターによる映像やAR撮影などのコンテンツも楽しめるようにアップデート開発が進めてられている。