「ソレ、ちゃんと作りましょう!」から始まったモンゴリ専用スタンド

期間中はJ-TRIP代表の森氏による「スタンド掛け」のデモンストレーションが行われ、多くのバイク乗りが足を止めて興味深く見入っていた。

モンキーやゴリラといった8インチ小径ホイール車をメンテナンス/保管する際、ミニバイク用メンテナンススタンド(リヤスタンド、レーシングスタンドとも呼ばれる)を使うのが一般的だ。だがここに、4MINIユーザーならば一度は感じたことがある!?“違和感”がある。

ミニバイク用として販売されている汎用スタンドは、主力車種の多くが採用するホイール径12インチ~17インチまで対応する製品が一般的だ。むしろ「8インチにも使えます」程度の位置づけの製品も多く、実際に使うとリヤが必要以上に持ち上がってしまい不格好だったり、スタンド自体が大きく感じてしまうことも少なくない。

見た目もどこかチグハグで、使い勝手もイマイチ。そんなモヤモヤを抱えていたユーザーは多いはずだ。

もちろん過去には某メーカーからモンキー/ゴリラ用のスタンドが存在していたものの現在は販売終了。レーシングチームで使われるような品質を持った本格的なメンテナンススタンドとなると、“ちょうど良い一台”を探すのが難しかった。そんな状況を見て「それ、ちゃんと作りましょうか」と動いたのが、スタンド専業メーカー、J-TRIPだった。

J-TRIPは全日本ロードレースからミニバイクレースまでレースシーンから、一般ライダーまで、バイクを“支える側”として信頼を積み上げてきたメーカー。今回のモデルも、そんな同社らしい“使う側の目線”から生まれている。

「やっぱり要望は多いんですよ。モンキー・ゴリラに特化したやつって」

オーバークオリティを省いて見えた “ちょうど良さ”

専用設計ならではのフィット感が光る。コンパクトながらしっかり車体をリフトし、安定性も高い。メッキの質感も相まって、“使えて飾れる”スタンドとして完成度は高い。

もちろん同社もミニバイクに対応するリヤスタンドはラインナップしている。「ナロースタンド(JT-1052)」がソレだが、こちらは排気量150ccクラスまで対応する高剛性モデル。そのため、モンキー/ゴリラにはやや過剰性能とも言える。

「そこまで頑丈なんいる?って。高さも12インチ前提だから、8インチだと上がりすぎちゃうし」

そこで今回のモデルはまず、“モンキーに最適化する”方向へ舵を切った。

高さは235/255mmの2段階調整、幅は125〜245mmの無段階調整
これにより8インチはもちろん、12インチ化やワイドホイール車にも対応。もちろん本気の整備も十分できるクオリティを確保している。

「モンキーの12インチ?ロンスイ?全然いけますよ」
「モンキー125も?楽勝です。クリアランスはタイトだけれどタイヤウォーマーも使用できます」

コンパクトで軽く、取り回しも良い。それでいて必要な性能はしっかり確保。
“コンパクト=簡易版”ではなく、“コンパクト=最適化”という思想が光る一台なのだ。

安心の日本製「お座敷にも映えるスタンド」という4MINIらしい価値感

そしてこのスタンド、最大のポイントがここ。

「どうせ作るならメッキからスタートして、お座敷にも映えるスタンドにしようと」

クロームメッキ仕上げにより、美しさと耐久性を両立。さらに室内保管やディスプレイ用途も想定しているという。「外に放置する人はいないでしょ。室内とか、畳の部屋に置いてもいいくらいのイメージです」

基本は整備ツールでありながら、高品質クロームメッキが所有欲を満たす存在。
MADE IN JAPAN という信頼度も申し分なし。
“使うだけじゃない道具”という提案も、このスタンドの面白さだろう。

小さいけど手抜きなし。ちゃんと使えて、ちゃんと満足できる。しかも飾れる。
――J-TRIP、やっぱ分かってるなあ。

製品は
「メッキモンゴリリヤスタンド+L4BK(黒L受け)」(JT-1055PT)。

2万8151円で販売中。

メーカー公式サイトはこちら

ホイール径12インチまで対応!

写真のKSR110など、12インチホイール車にも使用できる寸法。タイヤウォーマーも巻けるクリアランスは確保されている(銘柄によって厚みのあるモノは不可)。4MINIオーナーに多い?複数台持ちの人には嬉しいね。