BEVモデルは最大航続距離650km、レンジエクステンダーモデルは最大310kmのEV走行を含む最大1450kmの航続が可能

新型NX8は、中国の顧客向けに開発されたプラグインハイブリッドセダン「N6」、EVのミッドサイズセダン「N7」に続くNシリーズ第三弾として登場。「すべての家族にとって理想的なSUV」をコンセプトに開発された電動ミッドサイズSUVだ。ボディサイズは全長4870×全幅1920×全高1680mmで、ホイールベースは2917mm。

NX8には、中国ユーザーの多様なニーズに対応するため、電気自動車(EV)と1.5Lエンジンを組み合わせるレンジエクステンダー(REEV)の2つのパワートレインをラインナップ。いずれも後輪駆動で、EVは「580 Pro」「580 Max」「650 Max」、REEVは「150 Pro」「150 Max」「310 Max」と、それぞれで3グレードを設定する。

EVの航続距離は最大650km。800V・5Cの超急速充電に対応し、6分の充電で約300km相当の充電が可能で、ユーザーの航続距離に対する不安を解消する。一方、REEVはEV走行距離が最大310km、総合航続距離は最大1450kmを実現し、ガソリン走行時の燃費は約22.17km/Lで、長距離移動も安心で経済的だ。

15.6インチのデュアル大型ディスプレイや、中国向けの車載OSである「NISSAN OS 2.0」を搭載するなど、先進装備を積極的に採用。さらに、自動駐車支援機能も搭載し、縦列駐車や狭いスペースでの駐車もサポートする。

スーツケースが35個収納可能な773Lという大容量を確保した荷室や、−6℃~55℃に設定可能な両開き式冷温庫を搭載するなど、車内での時間も快適に過ごせる設計。また、後席の室内高は同クラス最高の1285mmを実現し、子どもが立って着替えられる利便性を確保するなど、「どの席も主役」という考え方のもと、乗員全員が心地よく過ごせる室内空間を提供する。さらに、車内温度を適切に維持する機能や、誤操作防止、ペットの置き忘れを通知する機能などを備えた「ペット保護モード」も搭載された。

新型NX8は、電動車の普及が進むなかで、特に安全性を重視し、バッテリーから車両全体に至るまで多層的な安全対策が施されている。CATL製の高品質セルを用いた「クラウドシールドバッテリー2.0」を搭載し、146項目におよぶバッテリー安全試験をクリア。さらに、24時間体制のクラウド監視を行うことで、日常の使用から長距離走行まで高い安心感を提供する。また、Momenta社と共同開発した運転支援システムと、約63インチ相当表示のAR-HUDを組み合わせることで、長距離運転時のドライバーの負担を軽減し、安全で快適な走行をサポートする。

加えて、2000MPa級の高強度鋼材を用いた鋼・アルミハイブリッド構造のボディにより、高い衝突安全性能を確保するとともに、世界最多のOLED発光ユニットを備えたリヤコンビネーションランプを採用し、優れた被視認性と安心感を両立しているのも特色に挙げられる。