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バイク用も発売中！　世界に誇るスウェーデンのバッテリー充電器「CTEC（イーテック）」は“アイレット”で常時安定した電力を確保

2025.05.28 21:00 2025.08.01 01:20 更新

by 北秀昭

バッテリーを取り外すことなく、「アイレット」と呼ばれる専用のコードを常時接続。アイレットに導入されたプラグと充電器側のプラグをワンタッチにて接続するだけで、手軽にバッテリー充電が可能。

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スウェーデンに本社を構え、全世界で400万台以上の販売実績を誇る高性能･高機能なバッテリーチャージャーメーカー「CTEC（シーテック）」の充電器。最新機能を搭載したイマドキのバッテリー充電器をチェックしてみよう。
PHOTO/REPORT●北秀昭（KITA Hideaki）
デイトナ　https://www.daytona.co.jp/

イマドキの充電器はバッテリーを取り外すことなく、また専用クリップを＋（プラス）と－（マイナス）の端子に接続することなく簡単充電OK

写真左）専用クリップでバッテリーの＋（プラス）と－（マイナス）の端子に接続して充電する昔ながらのスタイル
写真右）「アイレット」と呼ばれる専用コードをバッテリーの＋（プラス）と－（マイナス）の端子に常時接続。アイレットに導入されたプラグと充電器側のプラグを接続するだけで、ワンタッチで手軽にバッテリー充電可能

家庭用100Vコンセントを利用し、弱ってきたバッテリーを回復させる充電器。かつては車体からバッテリーを取り外し、専用クリップで＋（プラス）と－（マイナス）の端子に接続し、しばらく放置というスタイルが主流だった。

イマドキの充電器はバッテリーを取り外すことなく、「アイレット」と呼ばれる専用のコードを常時接続。アイレットに導入されたプラグと充電器側のプラグを接続するだけで、ワンタッチで手軽にバッテリー充電できる仕組みに設計されている。

1997年に創業された「CTEK（シーテック）」は、スウェーデンに本社を構える、全世界で400万台以上の販売実績を誇る高性能･高機能バッテリーチャージャーメーカー。「Maximizing Battery Performance（バッテリー性能を最大限に発揮する）」をスローガンに、バッテリー充電に関する製品を世界に展開。全世界の自動車・バイクメーカー42社にOEM供給しており、バッテリー充電・メンテナンスツールとして使用を推奨されている。

同社の充電器は国内では各メーカーや販売店が「特約店」としてリリース。バイク用バッテリーにも対応する下記の2モデルは、バイクパーツメーカー「デイトナ」がリリース中。

デイトナ　CTEK®バッテリーチャージャー MXS5.0……3万6300円（税込）　商品番号：91497

CTEK製バイク用フルオート充電器の上級モデル。バイクからクルマまで対応する出力切り替え機能付き（最大電流4.3A／0.8A）。「充電ステップ」は充実の8段階。維持充電サルフェーション除去機能付き。防水、防塵（IP65）仕様。クランプ付リード線、丸端子付リ−ド線付属。安心の5年保証。

充電ステップ：８段階

ステップ 1：ディサルフェーション
過放電によりサルフェーションが進行している場合に作動します。電流・電圧パルスを送り、鉛極板に生成されたサルフェーションを分解し、バッテリー容量を回復します。

ステップ 2：ソフトスタート
バッテリーが充電を受け入れられるかテストします。このステップを行うことで、破損バッテリーへの危険な充電を防止できます。

ステップ 3：バルクチャージ
急速充電のフェーズです。最大電流でバッテリーに負荷をかけることなく、80% 程度まで一気に充電します。ステップ 4 吸収・浸透充電規定電圧を保ちながら徐々に電流を絞って、丁寧に充電を仕上げます。

ステップ 5：分析
バッテリーが充電を保持できるかテストします。充電を保持できないバッテリーは、交換する必要があります。

ステップ 6：リコンデイション
リコンディションモードを選択すると、リコンディションのステップが充電プロセスに追加されます。電圧を上昇させ、適度な過充電状態にし、バッテリー内で制御された範囲でガスが発生します。成層化されたバッテリー液は、ガスにより対流、攪拌され、バッテリーの充電能力を回復させます。

ステップ 7：フロート規定
電圧を保つことで、バッテリー電圧を最高レベルに保持します。

ステップ 8：パルスメンテナンス
バッテリー電圧が12.7V まで下がると、14.4V になるまでパルス充電を行い、常に 95～100% の充電状態を保ちます。接続している限り、バッテリーを監視し、放電するに連れて必要量の充電を行い、満充電を維持します。