TOYOTA/トヨタ

COROLLA CROSS/カローラクロス

2021年7月時点で、グローバル累計5000万台を超える販売実績を誇るカローラにシリーズ初のSUVとなる「カローラクロス」が登場した。
同車は2020年7月にタイで初公開され、その後北米でも販売されているが、日本版はフロントフェイスを大きく変更。SUVらしい逞しさの中にも歴代カローラユーザーにも親しみやすいデザイン要素が採り入れられている。
搭載されるパワーユニットは1.8Lガソリン車と1.8L+モーターのハイブリッド車の2タイプ。

4WDはハイブリッドのみ

それぞれに「Z」「S」「G」のFF・3グレードを揃え、さらにガソリン車には200万円を割るエントリーモデルの「G“X”」も用意された。

またハイブリッド車ではいずれも4WD(E-Four)の選択が可能だ。
コクピットは高いアイポイントと細めのAピラーにより見晴らしの良さを確保。内装も上質感に満ちている。

ラゲッジエリアは487Lの容量を持ち、リクライニング機構を装備したリアシートを倒すことで拡大。

ロードバイクの積載も可能になるなど、多彩な荷室アレンジで優れた実用性も実現した。

最新の「Toyota Safety Sense」を全車標準装備とし、パーキングブレーキサポートとバックガイドモニターが「G”X”」を除く全車に標準装備されるなど、先進の安全・安心機能も充実している。

熟成を重ねたGA-Cプラットフォームをベースにしたボディは、C-HRとRAV4の中間を埋めるサイズ。

これによりトヨタは、8月にフルモデルチェンジを行ったランドクルーザーからコンパクトモデルのライズに至るまで、充実したSUVラインアップを確立させたことになる。

左から「カローラセダン」「カローラツーリング」「カローラクロス」「カローラスポーツ」
開放感を高める電動ロールシェードを備えた「パノラマルーフ」はZ/Sグレードにオプション設定される。
モーター積載のハイブリッド車(2WD)。ガソリン車同様、カローラクロスに最適化した1.8Lエンジンを搭載。

【SPECIFICATION】

MODELLISTA/モデリスタ

先進と上質を併せ持つアーバンクロス

ダイナミックさを演出するフロントスポイラーや一体感を高めるカラードフェンダーなどのエアロパーツに加え、アルミホイールやブランド初のドアハンドルプロテクターなども発売。