LEXUS LM
静粛性を向上


「レクサス LM」(=ラグジュアリームーバー)はその車名が表すとおり、移動空間としての快適性と上質さを追求してきた。主に中国やアジア市場におけるラグジュアリーピープルムーバーとしての需要に応えるべく開発されたモデルだが、今回日本国内での本格展開を見据えた大幅な刷新が施された。
今回の一部改良では、「Always On」思想のもと、すべての乗員にとってより快適な室内空間を提供するべく、静粛性を向上させる改良が施されたと謳う。具体的には、リヤホイールハウスおよびバックドア周辺に制振材・吸音材を追加・拡大した。これにより、リヤタイヤから伝わるロードノイズやバックドアからの振動音を大幅に軽減し、車内での静けさを一段と高めたという。
オーバーヘッドコンソールにダウンライトを追加





4座仕様の「EXECUTIVE」では、後席乗員の利便性と快適性にさらなる磨きがかけられた。これまでリヤオーバーヘッドコンソールに配置されていたパワースライドドアスイッチを、後席乗員が自然な姿勢で操作できるよう、リヤセンターコンソールへと移設した。これにより着座したまま直感的にドア操作が可能となり、スムーズな乗降が実現した。
さらに、スイッチの移設に伴い、リヤオーバーヘッドコンソールには新たにダウンライトを追加。柔らかな光が乗員を迎え入れ、夜間や暗所での足元視認性を高め、安全性とホスピタリティを両立する工夫がなされている。同時に4座仕様のEXECUTIVEと6座仕様のVersion L両モデルに共通して、室内照明の照度上限が引き上げられている。
また、リヤセンターコンソールにはスマートフォンや小物の置き場所としてトレイを新設。細部に至るまで“快適な居場所”の創出が徹底されている。
車両本体価格
LM 500h EXECUTIVE 2010万円
LM 500h Version L 1500万円
