

純正ヘッドライトがLED化されたことにより、フォグランプの需要は高まっているようだ。LEDの光は直線的でハロゲンに比べて照射する範囲が規定値内に限られるため、ハロゲンより暗く感じてしまいがち。街灯のない夜道を走っていると、横方向がもう少し明るければ、と感じているライダーも多いはず。そこでフォグランプの登場となるのだが、これまでの一般的なフォグランプは広い範囲を照らすように設計されているため、左右方向だけでなく上下方向も照らしてしまう。対向車からは眩しく感じてしまうので、林道や夜の山道なら使えても、普段は点灯させることはできなくなってしまうのが難点。
スペシャルパーツ武川から発売されたLEDフォグランプキットは、フォグランプにカットラインを採用することで上方向へ照射する光をカットして、対向車や歩行者などに対して眩しさを低減した。これなら対向車の多い道や市街地でも迷惑にならない。さらに発光色をホワイト/イエローに切り替えできる機能を搭載。オプションの「インジケーターランプ付きON/OFFブッシュスイッチ」(5280円)を接続すれば、フォグランプのカラーを切り替えることが可能となる。雨や霧の時にはイエローの発光色にすることで反射率が低く見やすくなるため、気候の変化によって切り替えることができ、より安全に走行することができる。

本体に接続されている電源コードは長さが約600mmと長めに設定され、固定位置が異なる2種類の汎用ステーが付属しているので、取り付ける車種や場所の自由度が高い。また、レブル250、エリミネーター、PCXなど車種別の専用取り付けキットが付属するLEDフォグランプキットも発売。車種別のモデルにはキーON時にフォグランプを点滅させるウェルカムライト機能や、フォグランプを点滅させるフラッシュ機能も搭載されている。フォグランプのON/OFF、発光色の切り替えができる「インジケーターランプ付きON/OFFプッシュスイッチ」もキットに同梱されている。

汎用のLEDフォグランプキットは明るさが10Wと15Wの2種類が用意され、それぞれ1灯タイプ、2灯タイプがラインナップされている。車種別の専用モデルは車種により10W、15W、2灯、1灯の組み合わせが異なる。
LEDフォグランプキット
●対象車種/DC12V車、汎用
- 10W(カットライン ホワイト/イエロー切替)
- 1個入り/9900円
- 2個入り/1万9800円
- 15W(カットライン ホワイト/イエロー切替)
- 1個入り/9900円
- 2個入り/1万9800円
●車種専用モデル
セロー250(SP武川製レッグバンパー装着車用、15W、2灯/2万6180円)、エリミネーター&エリミネーターSE(15W、2灯/2万7500円)、レブル250&CL250(SP武川製レッグバンパー装着車用、15W、2灯/2万5080円)、レブル250/500&CL250/500(15W、2灯/2万8380円)、ADV160(SP武川製フロアステップサイドバー装着車用、15W、2灯/2万6180円)、PCX150(JK05)&PCX160(KF47)(15W、2灯/3万3880円)、PCX150(JK05)&PCX160(KF47)(SP武川製フロアステップサイドバー装着車用15W、2灯/2万8380円)、CBR125R(JC79/JC91)(10W、2灯/2万7280円)、XSR125/155(10W、2灯/2万8380円)、スーパーカブ50/110(AA09、JA44、JA59)(10W、1灯/2万350円)、スーパーカブ50/110(AA09、JA44、JA59)(10W、2灯/3万800円)、スーパーカブ50/110(AA04、JA07、JA10)(10W、1灯/1万8480円)、スーパーカブ50/110(AA04、JA07、JA10)(10W、2灯/3万800円)、クロスカブ50/110(AA06、JA45、JA60)(SP武川製レッグバンパー装着車用、10W、2灯/2万6180円)、クロスカブ50/110(AA06、JA45、JA60)(SP武川製アンダーフレーム装着車用、10W、2灯/3万4100円)、クロスカブ50/110(AA06、JA45、JA60)(10W、2灯/3万3880円)、CT125(JA55、JA65)(SP武川製レッグバンパー装着車用、10W、2灯/2万6950円)、CT125(JA55、JA65)(SP武川製サブフレーム装着車用、10W、2灯/3万5200円)、CT125(JA55、JA65)(10W、2灯/3万1680円)、モンキー125(SP武川製レッグバンパー装着車用、10W、2灯/2万5080円)、モンキー125、GROM、DAX125、MSX125(10W、2灯/3万8280円)

