ル・マン 24時間レースの6度目の優勝から20周年を記念した特別仕様モデル登場!

ベントレー“コンチネンタルGT ル・マン・コレクション”は、世界で最も象徴的なロードレースであるル・マン24時間レースで、2003年にゼッケン7番(#7)を付けた“ベントレー・スピード8”が6度目の優勝を飾ってから20周年を記念した特別仕様車モデルだ。今年はまた、ベントレーが最速ラップを記録した1923年の第1回ル・マン24時間レースの100周年の節目でもある。

クーペと同様、“コンチネンタルGT ル・マン・コレクション”の各車両にはユニークな装備が施されている。ダッシュボードのディスプレイには、2003年のル・マンで優勝した#7“スピード8”のエンジン・バルブが搭載され、エクステリアにはヴェルダントグリーンの塗装とムーンビーム・レーシングストライプが施されている。グリル上のNo.7エンブレムも2003年の勝利を称えて加えられている。

ダッシュボードのディスプレイには、2003年のル・マンで優勝したレーシングカーの本物のエンジン・バルブが飾られる。
ダッシュボードには6回のル・マン優勝を表す6つの桂冠のエンブレムが並ぶ。

ドアを開けて見えるサイドシルとカーボンファイバー製ダッシュボードに描かれた、桂冠をかたどった6つのエンブレムは、1924年から2003年にかけてベントレーがル・マンで記録した6回の完全優勝を表したもので、マトリックスグリルは1920年代の未舗装のレーストラックでラジエーターを保護するためにデザインされたものだ。室内には、ベルーガハイドで縁取られた豪華なル・マン仕様のコックピットがあり、標準装備の12時間アナログ時計は特注の24時間文字盤デザインに変更されている。

レースにインスパイアされたパフォーマンスは、ベントレーが誇る6.0リッターW12 TSIエンジンによるもので、最高出力659PS、最大トルク900Nmを発揮。これにより、最高速度は335 km/h、0-100 km/h加速は3.6秒を誇る。

オーナーには特製木製化粧箱におさめられたベントレー・スピード8のモデルカーなどがプレゼントされる。

1台限定!? オリジナルモデルを現代風アレンジした「コンチネンタルGT スピード」でベントレー・コンチネンタルGTの20周年を祝う!!

ベントレーは、2003年に発売された最初の市販型「コンチネンタルGT」にインスパイアされた仕様を持つ1台限りの「コンチネンタルGT スピード」を公開&販売することで、今や同社のアイコン的存在となったコンチネンタルGTの誕生20周年を祝った。英国・クルー地域の生産ラインから出荷された最初のGT、VIN20001は、2023年型モデルとともに、モントレーカーウィークの一環として開催された20周年を祝うイベントに展示された。