ただ速いだけでなく“見た目”にもこだわったMORIZO RR
40アルファード&ヴェルファイアをターゲットに開発したブレーキキット『アルヴェル6』の展示もトピックであるエンドレスブースだが、ココでは高い走行性能を持つことで注目を集めるLBX MORIZO RRをクローズアップ! 同社が得意とする車高調、ブレーキを早くも装着させてきたのだ。ベースは8速AT車。リアには電制パーキングが採用されるが、SUBARU車やアル・ヴェル用でもお馴染みの手法でクリア。前後に大径ローター(前355φ・後320φ)を装着してみせた。しかもフロントキャリパーはイエローにペイント。カジュアルな見た目にもこだわったのだ。「まだプロトではあるけれど、もう採寸済み。提供は可能です。ただ、MT車のリアブレーキはまた構造が変わるので……」とはいえ、きっと電制パーキングではないMT車リアブレーキは、従来のエンドレスの方法論でクリアしてみせるのだろう。車高調はエンドレスのオーダー対応能力をフルに活かした。SUVというクルマの性格上、絶対的な速さではなく、乗り心地をも意識してセットアップしているという。
レストアした旧車をオートサロン会場で展示するのも最近のエンドレスの流れ。今年はダットサン サニーとマセラティ228の2台が並べられた。後者は有名な俳優の所有車で、いわゆるデトマゾ期のマセラティの中でもとりわけレア(亜流?特殊?)なモデル。そんなモデルにも、エンドレスのブレーキ、車高調がセットアップされていたのだ。つまりワンオフ的な対応ができるワケで、ミニバン用も「開発予定がある車種もありますが、現物があればセミオーダーで作れることも多いです。通常のラインアップに載っていなくても、過去に作ったことがあるケースも多い。だからまず、お問い合わせくださいね」とエンドレス末吉さんは話していた。





PHOTO:長谷川 徹 TEXT:小松ひろ
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