リフレッシュを経たマシンは完調そのもの!

復活したシビックで富士スピードウェイを爆走!?

サンデーレース仕様のEG6型シビックを購入し、東京オートサロン2025の“湾岸BASE &真庭速祭”ブースにてマシン展示を行った元トップレースクイーンの沢すみれさん。マシンのリフレッシュとイベント展示という一大ミッションを成功させ、ひと段落…と思いきや、オートサロンから1ヶ月ほど経った2月初旬、彼女と愛機の姿は富士スピードウェイにあった。

「車両のメンテナンスでお世話になったアドバンスさんの走行会があるということで、自走でクルマを持ってきちゃいました!プロの方にも乗ってもらって、クルマの調子のチェックもできたらと思っています」とは沢さん。

サーキット走行は初めてという沢さん。初心者がいきなり富士のレーシングコースで他のドライバー達と混走するのは危険すぎるため、完熟走行の時間にレーシングドライバーを助手席に乗せてコースデビュー。レクチャーを行なったのは、この走行会に講師として参加していた菊地靖選手だ。

その後は、菊地靖選手と沢さんのポジションを入れ替えての本格レッスンを実施。「コーナーごとに細かくラインを指導してくださったり、とても勉強になりました。クルマごとに特性って全然違うのに、私のシビックに乗ってすぐ正しい走らせ方を引き出して、それを説明できるのはさすがプロだなと感じました!」とは沢さん。

タイヤはヨコハマタイヤのアドバンA050 GSコンパウンド 205/50−15を履く。

レッスン終了後は、菊地靖選手が一人でシビックに乗り込んでのタイムアタックも敢行。「やっぱりシビックは面白い!ほぼシェイクダウンって聞いてたから不安だったけど、同乗走行で走らせてみたら調子が良かったから、アタックしてみたくなっちゃったの(笑) 混走かつ機関系ノーマルで2分8秒台が出たし、もう調子はバッチリと言って良いと思う」とは菊地靖選手。

一方マシンのリフレッシュを担当したアドバンスの新堀さんは「ひとまず無事にクルマが走って良かったです。今回は本コースでの走行会でしたが、うちでは富士ショートコースでの走行会も行っているので、次はそちらで走ってみるのが良いかも。必ずスキルアップに繋がりますよ」とコメント。

ついに走り出した沢すみれシビック。愛車と真摯に向き合う姿は、一般的なクルマ好きのそれと全く変わらない。調子を取り戻した愛車で、ドライビングスキル習得に取り組もうとする彼女の今後に注目だ。

PHOTO:Akio HIRANO

●取材協力:アドバンス 横浜市都筑区池辺町3947-1 TEL:045-932-0656

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