サーキット走行にも対応するグリップとウェット性能を両立!

プロクセスブランドの最新モデルに注目せよ!

自動車雑誌&ウェブメディア、そして全国各地のイベントなどで目にする機会が増えた“TOYO TIRES”。とくに躍進著しいのが高性能スポーツタイヤブランド「PROXES(プロクセス)」だ。

R35GT-R「PHOENIX‛S POWER」/RZ34「VARIS」/GR86「CSO/Creative Service Ohara」
GOLF「maniacs STADIUM」/MINI CROSSOVER「T‛s CLUB」/BMW M4「AUTO STYLING SHOP dort」

2025年2月7日~9日までインテックス大阪(大阪国際見本市会場)で開催された「大阪オートメッセ」では、全方位展開の「東京オートサロン」と異なり、2025年の主役を張るプレミアムスポーツタイヤの「PROXES Sport2」にフォーカス。

2020年から参戦する欧州のNLS(ニュルブルクリンク・ロング・ディスタンス・シリーズ)レースイメージを取り入れたブースには、全国の有名メーカーとショップが所有する6台のスポーツモデルがずらり並ぶ。もちろん、足元にはPROXES Sport2が装着され、PROXESが持つ懐の深さと独自の世界観を来場者に強くPRした。

ちなみに、PROXESは1991年にTOYO TIRESのフラッグシップタイヤとして誕生したが、その名を一躍スターダムに押し上げたのは、2000年初頭に公開された映画「ワイルドスピード」だ。劇中に登場する車両の装着タイヤとして採用されたことで、PROXESは全米中のカスタマイズフリークが注目。当時流行していたスポコンブームと相まって、ブレイクスルーした。その影響は日本にまで広がり、今もって置きイベントでのTOYO TIRESの装着率はかなり高い。

また、長年ドリフト競技である「D1グランプリ」にワークス参戦し、これまで4度のチャンピオンを獲得。戦闘力の高さを見せつけるなど、特定のカテゴリーにおいてスポーツイメージは深く根付いている。

しかし、スポーツタイヤの世界においてさらにTOYO TIRESを認知拡大させるには、タイヤが持つ基本性能をより強く訴求する必要がある。事実、TOYO TIRESでもっとも成功したタイヤのひとつである「オープンカントリー」もダカール・ラリーやBAJA1000など過酷なオフロードレースに参戦し、好成績を収め続けてきたことで、ユーザーから信頼性を得てきた実績がある。

「レースに勝つことが高性能の証であり、勝つクルマが履いているタイヤがカッコ良い」というのは、オンロードもオフロードも変わらない。そのために何をすべきかを知っているTOYO TIRESが、スポーツタイヤブランドであるPROXESの存在感を高めるために取り組んだのが、技術研鑽を兼ねたニュルブルクリンク24時間レースならびにNLSレースへの参戦。これはドリフト競技を除けば、約20年ぶりの本格的なサーキットへの帰還となる。

あえて国内ではなく、ヨーロッパの耐久レースを選んだのは、国内のサーキットにはない過酷な環境下に身を置くことで、徹底的にタイヤを鍛えるため。毎年着実に成果を上げ、参戦4年目となる2023年には初優勝、翌24年にはシリーズチャンピオンを獲得。結果を残すことで、レースの本場であるドイツでも「コストパフォーマンスに優れた本物」という評価を確立しつつある。

先に述べたPROXES Sport2はその欧州・耐久レースの参戦で得られた技術やノウハウが開発にフィードバックされた初の市販タイヤであり、TOYO TIRESの次世代を担う先鞭として、2023年2月に国内デビューを果たしたモデルだ。

バランスの取れた性格は先代のPROXES Sportを継承しつつ、ハンドルセンター付近の応答を若干抑えることで、長時間のクルーズでも疲れない安定感を確保。そこから切り足していくとしっかりと手応えが伝わるが、ドライ&ウェットともに旋回中のグリップの変化が少ない。挙動の乱れが起こらないので余裕をもって対応できるのが魅力だ。

「グリップレベルについては、R888Rのような絶対的なグリップ力の高さはないが、周回を重ねてもグリップ力の低下は少なく、破綻しにくい特性を持つ。週末に汗をかく程度にサーキット走行を楽しむには十分な性能を持っている」と、今回参加したチューナー達は声を揃える。

一般道では、低速域で若干ダンピングを感じるものの、速度レンジが上がれば上がるほどフラットな特性へと変化。簡単に言えば、ヨーロッパのプレミアムタイヤに近いフィーリングで、車両を持ち込んだ欧州系ショップからも「これならタイヤ選びのテーブルにのせられる」と高評価を得ている。

現在17インチから22インチまで75サイズの展開となっているが、2025年春にはR35GT-R用の255/40ZR20と285/35ZR20を含む6サイズを追加予定とラインナップを今なお拡大中。C、Dセグメントを軸に幅広い車種に対応するPROXES Sport2はサーキットで最速タイムを刻むためのスポーツシューズではなく、クルマを意のままに操るためのダンスシューズという印象。

履きこなす楽しみに満ちたこの次世代タイヤは様々な車種、ジャンルだけでなく、初心者からクルマを知り尽くした趣味人まで幅広いオーナーにマッチすると断言。愛車の新たなシューズとして試してみる価値は大いにある。

●問い合わせ:TOYO TIRES フリーダイヤル:0800-3001456

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