超高級オーラを纏う、走りも別格のラグジュアリー!

マイバッハ初のEVである「EQS 680 SUV」は、3列7人乗りのベンツ銘柄EQS SUVがベース。マイバッハは2列のみになり、5人乗りのほか、オプションでショーファードリブンの4人乗りを設定する。ベース車の「EQS 580 4MATIC SUVスポーツ」の最高出力400kW(544PS)、最大トルク858Nmに対し、最高出力は484kW(658PS)、最大トルクも955Nmに向上している。また、航続距離も589kmから640kmに伸張。出力と航続距離の向上は、バッテリー容量の拡大が寄与している。

動力性能は超パワフルで、アクセル操作に対して停止状態から即反応し、3tを超える車両重量とは思えないほど軽々と加速していく。0-100km/h加速を4.4秒で到達する瞬足ぶりは伊達ではない。さらに驚くのは乗り心地の良さで、22インチタイヤを履いているとは思えないほど蕩けるような味わいが得られる。ロングホイールベースや車重の重さもあるが、「AIRMATICサスペンション」の恩恵は絶大。静粛性の高さも特筆レベルで、車外のノイズとは無縁だ。好きな音楽を心ゆくまで楽しめる贅沢なリスニングルームでもある。エンジンのないEVの新たな価値を実感できる。

その場で360度向きを変えられる『Gターン搭載』

 GクラスEVは駆動用バッテリーだけでも800kg、車重は3.1tを超える超重量級だ。オフロードなどの行き止まりで360度回転できる「Gターン」、最小回転半径を小さくできる「Gステアリング」などタフな悪路を走破する仕掛けが用意されているが、日常で使うことはないはずだ。V8エンジンを軽く超える出力を発生する4輪独立モーターによる走りはパワフルかつスムーズで、内燃機関よりも当然ながら静かで乗り心地もいい。最低地上高は250mmもあり、下界を見下ろすような着座姿勢も際立っている。航続距離は530kmと実用的で、遠目で見ると内燃機関と区別が付かない。隣のGクラスと差をつけたいのなら唯一無二の選択肢だ。

“大トリ”を務める『クラウンエステート』は大人のアクティブキャビンだった!!|新車レビュー

日本車の歴史を語るのに外すことのできない高級車「クラウン」。 その16代目となるこの最新クラウンは、2022年に4車種展開というサプライズでワールドプレミア。 そして先陣を切り、2023年に「クロスオーバー」、その後に「スポーツ」「セダン」と投入され、この2025年に大トリを飾るカタチで「エステート」がデビュー。 先代のエステートでは、ステーションワゴンとして人気を博していただけに、この新型に期待していた人も多数。 いよいよ全貌が正式公開となった「エステート」の魅力をじっくり見ていこう。

まるでオープンカーのような爽快感! 世界的トップブランドBYDの【シーライオン7】が日本上陸!!

世界で年間100万台売れているっ! フェイスリフトされたTESLA【モデルY】は、リアビューも未来的で斬新!!

STYLE WAGON(スタイルワゴン) 2025年7月号 No.355より