サーキットでもストリートでも高い機能性を発揮！
軽量化と空力を極めたNDロードスター！
ND型ロードスターのチューニングに精通する“オーバードライブ”が、機能と美しさを両立させた新作エアロパーツをリリース。スーパー耐久マシンの開発現場で得たノウハウを余すことなく注ぎ込み、同社オリジナルブランド“odula”から、注目の“オーバーフェンダー”と“ハードトップ”がラインアップに加わった。
特筆すべきは、どちらのアイテムもストリートでの使いやすさを損なわず、サーキット走行にも十分対応する完成度の高さ。とくにエアロ系は、空力の最適化と冷却性の向上を主眼に設計されており、機能美あふれるフォルムでND型ロードスターのパフォーマンスを引き出してくれる。
近年、さまざまなブランドからリリースされているオーバーフェンダーだが、オーバードライブの新作は特に凝ったデザインが印象的。一般的にオーバーフェンダーといえば、ワイドトレッド化やタイヤサイズ拡大が目的のものが多いが、同社のアイテムはサイドセクションの空力性能向上に主眼を置いて開発されている。
そのこだわりは、フェンダー後方に設けられたスリットダクトや、サイドステップ後方と一体的にカバーされたリアフェンダーの造形からも明らかだ。
しかも、これだけの存在感を持ちながら、構造変更不要の片側10mm未満の拡幅に抑えているのもポイント。見た目の迫力と実用性を高次元で両立しているのである。
そして、注目のもうひとつがハードトップ。ソフトトップを残したままでも装着可能だが、スポーツ走行メインのユーザーには取り外しての装着がおすすめ。軽量設計が施されており、FRP製で約11kg、インフュージョンカーボン製では約8kgと、ルーフ部の軽量化が車両の運動性能向上に大きく寄与している。
また、ブレーキの冷却性に配慮したインテークを備えるフロントリップは、空力性能とともにスポーティなフロントフェイスの演出にも貢献。
エンジンルーム内の熱気を効率よく排出するルーバーダクト付きのボンネットは、雨水がかからない構造となっており、FRP・ウェットカーボン・インフュージョンカーボンの3種から選択可能だ。
サイドステップは空力効果とサイドビューの引き締めに貢献し、カーボンスカッフシートは乗降時のキズからサイドシルを保護。実用性も兼ね備えている。
さらに、ミラーカバーは車内に走行風を導く機能を持ち、同時にドアミラーの印象もスポーティに変化させてくれる。
リヤセクションには、フロア下のフラットボトムパネルと併せて使用したいリヤアンダーを装着。実用性を損なわず空力性能を高めてくれる。
ヒット作となっているGTウイング「GTウイングプロ」は、高剛性のインフュージョンカーボン製。ハイマウント仕様で後方視界を確保しつつ、ハイダウンフォースと低ドラッグを両立している。新作オーバーフェンダーとのバランスも良好だ。
また、デモカーの心臓部にはRF用の2.0Lエンジンを搭載。ベース車両がNR-Aであれば130万円〜、その他のグレードであれば160万円〜で載せ替えが可能とのこと。走りを求めるNDユーザーにとって、注目のプランだ。
これまでもND型ロードスターの空力性能向上に積極的に取り組んできたオーバードライブ。今回追加された2アイテムによって、車両としての完成度がさらに高まった。サーキットでもストリートでも効果を発揮する実戦型エアロパーツで、NDロードスターの魅力をさらに引き出してみてはいかがだろうか。
●取材協力：オーバードライブ 大阪府八尾市太田新町7-216 TEL：072-920-6888
【関連リンク】
オーバードライブ
http://www.odula.com/
