ボディの変形や振動をコントロール!
メンバーブレースとボディダンパーでロードスターの楽しさ向上!
これまでアバルト500/595/695用に数々のパーツを送り出してきたブランド「La Buono(ラヴォーノ)」。高性能な機能系パーツから、センスの光るアクセサリー類まで幅広く展開し、欧州コンパクトカーのカスタムファンから高い支持を得ているブランドだ。

そんなラヴォーノが、ついに国産スポーツカーへのアプローチを開始。その記念すべき第1弾として選ばれたのが、マツダNDロードスターだ。
「NDロードスターには、かつて兄弟車としてアバルト124スパイダーが存在していたこともあり、以前から親近感があったんです」と語るのは、La Buono代表の星名さん。欧州車で培ったノウハウを生かしながら、ロードスターの素性をさらに引き出すべく開発がスタートした。
フロント補強とリヤ制振、狙いを絞ったセットアップ

今回リリースされたのは、「フロントメンバーブレース」と「ボディダンパー」の2点で構成されるキット。純正のフロア補強プレートと共締めする形で剛性を高めるフロントブレースと、リヤのフレームエンドに装着するボディダンパーがその中身だ。
このボディダンパーには、ヤマハ発動機が開発し高級車にも純正採用されている「ヤマハ・パフォーマンスダンパー」をベースに、COXによる独自のチューニングが施されている。超高精度なダンパーが、路面からの突き上げやコーナリング中の揺り返しをしなやかに吸収。結果、ボディの安定感が向上し、サスペンション本来の性能が発揮されることで、操縦性と乗り味の両面で大きな進化を感じられるようになる。
無駄を削ぎ落とした、コストと効果のベストバランス


なお、このボディダンパーはただ装着すれば効果が出るものではない。取り付け位置や構成によって大きくフィーリングが変わるため、綿密なセッティングが不可欠。多くの車種では前後に2〜3本を装着するのが一般的だが、ラヴォーノでは開発中に徹底した検証を実施。その結果、「フロントはメンバーブレースで剛性アップし、リヤのみボディダンパーを装着する」という構成でも十分な効果が得られるという最適解にたどり着いた。
この構成により、装着コストを抑えながらも、確かな体感性能を提供しているのがポイントだ。
作業は信頼できるショップで

装着作業そのものは特別に難しいわけではないが、最大限の効果を引き出すには「1G状態」での作業や、適正トルクでの締め付けといったポイントを押さえる必要がある。信頼できる技術を持つショップでの取り付けを推奨したい。
現時点で対応車種はND型ロードスター(ND5系)のソフトトップモデル。今後はRF用の開発・展開も視野に入れているとのことだ。
スタイリングパーツやアクセサリーにも注目!
ラヴォーノでは、今回の補強系パーツに加え、スタイリングやインテリア関連の注目アイテムも多数展開中だ。

たとえば「フロントアンダーフリッパー(49,500円)」は、フロントバンパー下部のセンターに装着する控えめなエアロパーツ。シンプルながら絶妙なボリューム感があり、スポーティさと上質さを両立した存在感を演出してくれる。

さらに「スマホホルダー(8,250円)」は、純正パネルにジャストフィットする3Dプリンタ成形品。取り付けは強力両面テープで簡単、精度の高い仕上がりと実用性の高さで、すでに人気アイテムとなっている。
欧州車で培ったセンスと技術を、国産ライトウェイトスポーツにも。ND型ロードスターの走りをさらに洗練させるラヴォーノの新提案は、操る楽しさを追求するドライバーにとって、見逃せない選択肢になりそうだ。
⚫︎問い合わせ:アドバンスステップ La Buono事業部 TEL:0467-38-5661
⚫︎取材協力:COX
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アドバンスステップ La Buono事業部
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COX
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