テクノロジー 100年超の技術で披露する”見える光と見えない光”。小糸製作所「中距離/短距離用LiDAR」「高精細ADB」【人とくるまのテクノロジー展2024】【写真・3枚目】 双方すれ違った2車の間向こうに見える歩行者はきちんと照らし、ドライバーが認識できるようにしている。 小糸製作所のブース。 ライトにも見える青〇部が中距離用LiDAR。ヘッドライトユニットに内蔵したらという提案で、試作品だ。 中距離用LiDAR説明プレート。 こちらはフォグランプと一体化させた短距離用LiDAR。 短距離用LiDAR説明プレート。 ブースではLiDARが捉えた来場客の存在と動きを表示するモニターを展示していた。赤色が遠距離、黄色が中距離、水色が短距離、それぞれのLiDARがキャッチしている。 モニター上部のLiDAR。左の大型が遠距離用、中央の中型が中距離用、最右の小型版が短距離用だ。 LiDARが汚れてしまっては正確に作動しないわけで、中距離用LiDARを邪魔するライト表面の汚れを強力な洗浄液圧で取り除く「センサクリーナ」も必須だ。 「センサクリーナ」説明プレート。 小糸製作所が「次世代ヘッドランプ」と称する「高精細ADB」の試作品。 試作品が正面から照らすモニター内の先行車&対向車を、それぞれ最小限の面積で覆いながらハイビーム配光。 スティック先端の光をライトと判断し、高精細ADBがきちんとシェードしている様子。 「高精細ADB」説明パネル。 試作品のレンズ向こうに備えられたLED基板。見た目はSDカードに似ている。 この黄色部にLED素子が1万6000個植えられているんだって! 1本のたばこを比較対象にして撮った。いかに小さいかがわかるだろう。 この画像の記事を読む