プレスリリース いまさら! スズキ・ジムニーシエラJB43W ドアミラー電動開閉不良修理日記 3/4・分解~部品交換編 第17回【写真・21枚目】 今回はいよいよミラー本体の分解作業に入ります。 テーブルを汚したり傷つけたりしないよう、新聞紙の上に置いて作業しよう。 同じ写真をもういちど。開閉ユニットが潜んでいるのはこの青〇部分だ。思いのほか小さい。 これね。 ねじ3つで留められている。 ドライバーで外す。 室内側から入り込んできたケーブルはばね軸部分を通過(1点鎖線)しているだけ。その後クリップで束ねられているので、クリップから外し、ケーブル全体を本体側に手繰り寄せてゆるめるとその後の作業がしやすくなる。最初にやっておこう。 三角ベース外しはベース底面3つのねじを外して。 分離した。 制御回路基板とモーターが入っている。 本体側。向こう側に見えるのが問題の樹脂ギヤ。 グリスまみれの状態でギヤと破片を取り出す。 グリスを拭った後の破損ギヤ。上にあるのが金属シャフト、小さなパーツはシャフトの回転軸。 破片を元の位置に戻してみる。 ギヤ軸の楕円にシャフトの楕円形状がぴったり収まったところで、ギヤが割れてしまえば空まわり。これが故障の原因。 ・・・・・。本当に希望どおりの品が入っているんだろうな? ちゃんと入っていた。 片方を裏返す。歯数もあっている。 別アングルから。 別アングルから。 金属シャフトに新しい樹脂ギヤ、金属軸をセットしてグリスを塗ったくる。 こちらミラー本体のギヤセット収容部。 古いグリスを拭き取ってきれいにしておこう。 ちょっとコツが要ったが、グイッと押し込んだらうまくはまった。 さらにグリスを、ギヤセットが見えなくなるまで充填しておこう。 ふたにある基板、モーターとの仕切り板をセット。 ふたをしてねじでとめる。 ケーブルをフックに束ね・・・、 たるんだケーブルを三角ベース側に戻して完了。 クルマから外したとき、カバー裏はこんなに汚れていた! 本体のミラー裏もほこりだらけ。 細かいリブ部分などにまでほこりが入り込んでいる。カバーはぴったりはまっているのになぜこんなに付着するのかは謎だ。 三角ベース部。ここはドアパネルとの接触面なので、ゴムによるパッキンになっている。それにしても、こいつらの元はそもそも何なんだ? ほこりだらけのままクルマに戻すのはかわいそうなので、本体はパーツクリーナーでできるかぎり拭き取っておこう。ミラーカバーは台所用中性洗剤で洗えば充分だ。 ミラー本体側はきれいになったぞ! この画像の記事を読む