汚れ&鉄粉を落としてコーティング被膜を保護

何より注意すべきはクリーナーの特性だ。ここ数年の間に注目されはじめている強力クリーナーの多くはアルカリ性を採用しているのだが、このアルカリ性は汚れを落とす効果こそ高いものの塗装膜まで侵食してしまう可能性もあり、取り扱い注意と記されているものがほとんど。ここまで強力なクリーニング成分は当然、デリケートなプロ施工コーティングの被膜などは簡単に落としてしまうのだ。

鉄粉のザラつきを解消するコーティング車専用レシピ

大量の黄砂が舞う季節などはコーティング施工車であっても鉄粉付着は免れなかったはず。そのためボディを触れてみると予想外にザラついた印象を持った人も多いのではないだろうか。そんなコーティング施工車の鉄粉除去に役立つのが、ソフト99から誕生した「コーティング施工車クレイクリーナー」だ。

SOFT99『コーティング施工車 クレイクリーナー(実勢価格:968円/税込)』
鉄粉を除去しつつもコーティング被膜への攻撃も抑えてくれるのが特徴だ。

使い方は通常の粘土クリーナーと同様ながら、超粒子処方によってコーティング被膜にダメージを与えないのが最大の特徴。水をかけながらこするだけで、鉄粉のザラつきを完全に取り除くことができるというわけだ。

使用方法はよく練って平たくしたら水を流しながらボディをこするのみ。通常の粘土クリーナーと同じ使い勝手のため、簡単にコーティング施工車の鉄粉除去が完了するのだ。

コーティング被膜表層の汚れ除去し被膜も強化

プロ施工のコーティングとは言っても、確実に汚れを寄せ付けない万能性はなく、定期的なメンテナンスを怠るとコーティング被膜の表層に水垢などが付着することもある。そんなコーティング被膜上の汚れを効果的に落としてくれるのが「コーティング施工車リフレッシュクリーナー」。

SOFT99『コーティング施工車 リフレッシュクリーナー(実勢価格:1507円/税込)』
ボトルをよく振ったら付属のマイクロファイバークロスに取り出す。パネルごとに1円玉サイズを目安にするのが適量だ。

洗車して水分を拭き取ったら、付属のマイクロファイバークロスに適量をとりみがきこむように塗り広げればOK。洗浄成分が汚れを落としながら、ケイ素系樹脂やシリコーンオイルによってコーティング被膜の補強まで行ってくれる。とことんコーティング被膜に優しい設計が行われているというわけだ。

磨き込むように塗り広げつつ、クロスの面を変えながらムラにならないように仕上げを行う。これだけで水垢などの汚れを除去できる。