業界人コラム 海上自衛隊最大級の戦闘艦「イージス・システム搭載艦」――防衛白書でその姿が明らかに!【写真・3枚目】 7月12日に公開された令和6年版「防衛白書」に掲載された「イージス・システム搭載艦」のイメージ図。これまでに公開されたイメージと比較しつつ、同艦の能力について考察していこう。 護衛艦「もがみ」型。ステルス性能を考慮して、艦全体が平面で構成されている。甲板下に隠された錨鎖や、丸みをおびた艦首形状は、今回公開されたイージス・システム搭載艦に踏襲されている。(写真/海上自衛隊) イージス護衛艦「まや」型。全長170m、基準排水量8200トンで、既存の海自戦闘艦艇のなかでは最大。イージス・システム搭載艦は、全体的なレイアウトでは本型にかなり近い。(写真/海上自衛隊) 北朝鮮の弾道ミサイルから日本を守るため、地上配備型の防空ミサイル「イージス・アショア」2基で日本全土をカバーすることが計画された。(防衛省資料より抜粋) 以前の「イージス・システム搭載艦」イメージイラスト(防衛省資料などから作画。『自衛隊新戦力図鑑2024』に掲載)。今回公開されたイラストと見比べてほしい。(イラスト/サンクマ) 今年4月に、AN/SPY-7レーダーのメーカーであるロッキード・マーチン社が公開したイメージCG。防衛白書で公開されたイメージ画とほぼ同様での形状だ。(イラスト/ロッキード・マーチン) この画像の記事を読む