軽快な操作性、扱いやすいエンジン

GPX ジェントルマン200

 空冷式シングルエンジンの吸気機構は、もはや懐かしのキャブレター式。ただし始動性に難はなく、ハンドル右のセルスターターボタンを押せば一発で目覚めます。

 スロットルレスポンスは穏やかですが、低中回転域のトルクはしっかりあって、もたついて不満を感じるなんてことはありません。200ccであることを考えれば充分すぎるほどに元気で、扱いやすいエンジンはトコトコとノンビリ走ってもいいし、高回転まで引っ張り上げてパワーを絞り出すのも面白いのでした。

 シフトロッドの両端にピロボールが用いられるなどし、ギヤチェンジ時のシフトフィールも良好。スイッチ類も日本製バイクとほぼ同じ位置にあり、違和感を抱くことはありません。

 ハンドリングにクセがなく、ピレリ製のバイアスタイヤがフットワークの軽さを後押ししています。4ピストン・ラジアルマウントキャリパーのフロントブレーキも自然な操作性、申し分のない制動力を発揮し、YSS製のリヤショックやスチール製角型スイングアームを含め足まわりもジャストフィットしています。

GPX ジェントルマン200
 スタイリッシュでストリートで目を惹くという点では、人とは違うバイクを求める人に最適でしょう。特にジェントルマンはカスタムムードたっぷりで、「ナンダあれ?」とライダーたちから注目されそうです。もちろん市街地でクルマの流れをリードできますし、都市高速を利用した郊外へのツーリングに出掛けるのもいいでしょう。お洒落も似合いそうです。