現行グロム(JC92)は旧型(JC61)と互換性がないパーツが多々あるが、ホイールもその一つだ。正確にはドリブンスプロケのハブボルト径やアクスルシャフトのサイズが異なるのだが、旧型用ホイールを流用するのが難しかった。
そんな中、ようやくオーヴァーレーシングプロジェクツから鍛造ホイールがリリース! 同社はマフラーを筆頭にビレットパーツや操案系パーツなど様々なアイテムを開発しているけれど、ホイールも代表的なものとなっている。
OVER RACING PROJECTS/グロム(JC92)用ホイールセット 15万4000円~15万7300円
アルミ鍛造とすることでバネ下重量の軽量化を実現し、さらに高い剛性によってタイヤのグリップ力をキープして旋回性を向上。高価ではあるが、それに見合った性能とルックスを獲得することができるのだ。
デザインは流麗な6本スポーク仕様の「GP-SIX」とY字スポークを鋭角に配した10本スポーク仕様の「GP-TEN」の2種類で、アルマイトカラーはシルバー、ブラック、ゴールドの3色をラインナップ。
GP-SIX 15万7300円
GP-TEN 15万4000円
サイズはフロント2.70-12、リヤが3.50-12となっており、前が少しスリムになっているが純正とほぼ同等だ(純正リム幅は前2.75、後3.50)。
ホイールセットにはホイールカラーが付属。前右側と後ろは純正カラーを使用する。また、純正ダストシールは前左側のみNSF100用が別途必要。
ホンダ・グロム(ノーマル)
グロムはレースでも使用される原付MTの入門機にもなっており、ストリートからワインディング、サーキットまで幅広く活躍! ポテンシャルを一気に高められる鍛造ホイールは要注目だ。
新型グロム試乗|実用域での扱いやすさ&速さではCB125Rをはるかに勝る!1967年にモンキーZ50Mを発売して以来、時代ごとに小排気量のエントリーモデルを投入してきたホンダが、2013年にデビューさせたのが125ccのグロムだ。タイで生産される前後12インチホイールのグローバルモデルであり、2016年にはスタイリングを一新して2代目へと進化。そして今年は、エンジンと外観に大掛かりな手を加えるなどビッグマイナーチェンジを実施した。その進化した走りをじっくりとチェックする。 REPORT●大屋雄一(OYA Yuichi) PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke) 2021年5月19日に掲載した記事を再編集したものです。 価格やカラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。
https://motor-fan.jp/bikes/article/4890/
もう4速じゃ物足りない、5速化に進化したホンダ・グロム。125ccの魅力が全部詰まっています!ホンダ・バリエーションの中ではコミューターに属す、ミニバイクのグロム。前後12インチの小径タイヤを履く可愛らしい原二バイクだ。初代モデルは2013年5月にデビュー。2016年のマイナーチェンジを経て、今回はエンジンと外観が一新されて、2021年3月25日に新発売された。 REPORT●近田 茂(CHIKATA Shigeru) PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke) 取材協力●株式会社ホンダモーターサイクルジャパン
https://motor-fan.jp/bikes/article/5956/