CBX400Fに採用のコムスターホイールを14インチで再現。
ベース車両は49ccエンジン搭載のホンダ エイプ。写真の車両は原付免許で運転可能。
原付免許で運転できる原付登録済み(白ナンバー)。
手前は本物のホンダCBX400F。奥はレプリカ。
写真左は本物のホンダCBX400F(ホイール径は前後18インチ)。写真右はレプリカ(ホイール径は前後14インチ)。

 写真は東京モーターサイクルショー2022に展示されたホンダCBX400Fと、ホンダ エイプ50をベースにしたCBX400Fレプリカのツーショット。製作したのは茨城県牛久市にあるカスタムショップ「トラストライトサクセス」。

 トラストライトサクセスは、これまでエイプ50やエイプ100をベースに、ホンダCB750FOUR(純正スタイル)、ホンダCB400FOUR(キャストホイール+集合マフラー仕様)、ホンダCBX400F(ロケットカウル仕様)、カワサキZ400FX(ロケットカウル仕様)など、数々の4MINIカスタムを製作。モト・チャンプ誌の表紙を飾るなど(下記参照)、完成度の高さで多くの4MINIフリークに賞賛されてきた。

モト・チャンプ誌(2016年6月号)の表紙も飾ったトラストライトサクセスの4MINIレプリカ。写真左はホンダCB400FOURレプリカ(キャストホイール+集合マフラー仕様)、写真右はホンダCBX400Fレプリカ(ロケットカウル仕様/2型カラー)。
CBX400Fに採用のコムスターホイールを14インチで再現。
前後ブレーキは本物と同様のインボードディスク式を導入。
ブレーキパネルやブレーキキャリパーは豪華なアルミ削り出し。

 展示されたCBX400Fレプリカは、ホイールカラーがシルバーの1型にペイント(2型のホイールカラーはブラック)。フレームやエンジンは、縦型エンジンを搭載したエイプ50がベース。前後ホイール径は14インチとし(本物は前後18インチ)、コムスター形状を再現。

 前後ブレーキは本物と同様の「インボードディスク式」としているのがポイント。ブレーキパネル、ブレーキキャリパー、フロントフォークのアウターチューブは豪華なアルミ削り出し。

 スイングアームはホイールの大径化(ノーマルのエイプ50は前後12インチ)に合わせ、CBX400F仕様に製作した専用設計。ステップはCBX400Fの純正品を採用し、ステー類はアルミ削り出しの専用設計をコーディネイト。

 シリンダーヘッド&シリンダー周り、クラッチカバー、ジェネレーターカバーなどのエンジン周りは、すべてオリジナル製作。マフラーは本物と同様、3本と1本をクロスさせた左右2本出し仕様。フロントウインカー周りやテール周りは、サイズダウンに合わせコンパクト化。メーターはCBX400Fの純正品を流用している。

ホンダ CBX400Fレプリカ 主要スペック

ベース車両:ホンダ エイプ50
シリンダーヘッド(カバー):オリジナル
シリンダー(カバー):オリジナル
ジェネレーターカバー:オリジナル
クラッチカバー:オリジナル
マフラー:オリジナル
フロントフォーク:オリジナル
前後ブレーキ:オリジナル
スイングアーム:オリジナル
外装類:オリジナル
シート:オリジナル
ステップ:CBX400F純正
メーター:CBX400F純正
ホイール:オリジナル14インチ(前3.0J/後3.5J)
前タイヤ:100/80-14
後タイヤ:120/70-14

エキパイは本物のCBX400F風に取り回し。
ホンダ エイプの縦型単気筒エンジンにアルミ削り出しのカバー類を組み合わせ、DOHC 4気筒エンジンを再現。

トラストライトサクセス
http://www.t-l-s.com/

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