名鑑 「ポルシェ 911 カレラ RS 2.7(1973)」 語り継がれるナナサン・カレラの伝説 《ポルシェ図鑑》【写真・1枚目】 1973年に登場し、一躍世界中のエンスージアストを虜にした名車、ポルシェ 911 カレラ RS 2.7。日本では「ナナサン・カレラ」と呼ばれ、911シリーズ屈指の人気を誇る。 新車当時の911カレラRS 2.7。これも広報写真だが、 RSLのスチール製と違いGFRP製リヤバンパーを持つライトウェイト仕様のRS(M471)である。 ボディカラーは定番のグランプリ・ホワイトのほか数色を用意。ホワイトのみサイドのカレラ・ストライプを赤、青、黒、緑の中から選ぶことができた。 ポルシェ・ミュージアムに展示中の911 カレラ RSR 2.8。近年レストアが完成した個体で、1973年のタルガ・フローリオでレオ・キニューネン/クロード・ハルディ組がドライブし3位入賞を果たしたカラーリングとなっている。 ル・マン24時間で総合4位に入ったガイス・ファン・レネップ/ヘルベルト・ミューラー組のRSR。リヤフェンダーいっぱいまで広げたリヤスポイラーはスパ1000kmから投入された。 この画像の記事を読む