ディテール解説
ライト類は全灯LED式。アドベンチャームードを盛り上げるフォグランプはオプション装備品。メーター部右下の押しボタンスイッチで点灯する。一式の価格は56,592円。カウル両脇にある縦3連灯はコーナリングライト。慣性計測装置(IMU)活用例のひとつで、例えば左旋回時に車体が傾くと左側が3段階に点灯し左側方を照射する。
フロントフォークはショーワ製φ43mmの倒立式、150mmのストロークを誇る。ダブルディスクブレーキは、φ310mmのペタルローターを装備。ラジアルマウントされた油圧キャリパーはモノブロック異径対向4ピストン式だ。
Z1000やNinja1000と基本的に共通の水冷DOHC直(並)列4気筒1043ccエンジンを搭載。カワサキ車初の電子スロットルシステムが導入された。ケーブル式スロットルの操作感を残す事にもこだわっている。
152mmのホイールトラベルを稼ぎ出すホリゾンタルバックリンク式モノショックサスペンションはショーワ製。電子制御を追加したKECS(カワサキ・エレクトロニック・コントロール・サスペンション)が装備されている。
右出しショートアップマフラーは個性的な造形、排出口は二つある。リヤブレーキのペタルディスクローターはφ250mm。シングルピストンのピンスライド式油圧キャリパーを組み合わせている。
傾斜が立ち気味のスクリーンやハンドガードは標準装備。ツアラーとしての基本装備が奢られている。温度が3段階に切り替えられるグリップヒーターも装備。クラッチレバーは5段階、ブレーキレバーは6段階の調節機構付きだ。
10種もの各種スイッチがひしめくハンドル左側。ディマー&パッシングスイッチは人差し指で操作。モード切り替えボタンやウインカー、右列にはクルーズコントロールスイッチやメーター表示のリセットボタンとハザードスイッチ。そして咄嗟の時に押しやすいベストポジションにホーンボタンがある。
ハンドル右側はグレーのスイッチが二つ。上のスライドスイッチはエンジンスタート&キルスイッチ。下の押しボタンはメーターの表示内容を切り替え、メニュー画面から各種設定変更ができるセレクトボタンだ。
アナログ式タコメーターとフルカラーTFT液晶ディスプレイを合体したメーターまわり。液晶スクリーンの表示デザインは2種類から選択可能。白黒反転表示もできる。Bluetoothによるスマートフォン接続表示機能も備わっている。
スクリーンはアジャスタブル式。左右にある黒いノブを回して締め付け固定を緩めると、上下55mmの範囲で無段階に高さ調節できる。
段付きのセパレートタイプに見えるが、前後一体式のダブルシートを採用。体格の大きな人にはオプションで20mmアップのハイシート(44,820円)が用意されている。
バッテリーを先頭に様々なデバイスが整然と納められている。後方に見えるETC機器は標準装備されている。
トップケース装着に必要となるベースプレート。オプション装備品で価格は19,440円。
トップケースは47Lという大容量タイプ。サイドパニアは片側28L容量で、いずれもヘルメット収納可能。イグニッションも含めてワンキーで操作できる。トップケースはシンプルなタイプで37,800円。前述のベースプレートは必須である。
クッション厚だけでなく、しっかりと幅のあるシートデザインが採用されている。
主要諸元
型式:2BL-LZT00D
全長×全幅×全高:2,270mm×950mm×1,490(1,530mm) ※( )内はハイポジション
軸間距離 :1,520mm
最低地上高:150mm
シート高 :820mm
キャスター/トレール:27.0°/ 106mm
エンジン種類/弁方式:水冷4ストローク並列4気筒/DOHC4バルブ
総排気量 :1,043cm³
内径×行程/圧縮比:77.0mm×56.0mm/ 10.3:1
最高出力 :88kW(120PS)/9,000rpm
最大トルク:102N・m(10.4kgf・m)/7,500rpm
始動方式 :セルフスターター
点火方式 :バッテリ&コイル(トランジスタ点火)
潤滑方式 :ウェットサンプ
エンジンオイル容量:4.0L
燃料供給方式 :フューエルインジェクション
トランスミッション形式:常噛6段リターン
クラッチ形式:湿式多板
ギヤ・レシオ:
1速 2.692 (35/13)
2速 1.950 (39/20)
3速 1.529 (26/17)
4速 1.304 (30/23)
5速 1.136 (25/22)
6速 0.958 (23/24)
一次減速比/二次減速比:1.627 (83/51) / 2.866(43/15)
フレーム形式:ダイヤモンド
懸架方式 :
前 テレスコピック(倒立・インナーチューブ径43mm)
後 スイングアーム(ホリゾンタルバックリンク)
ホイールトラベル:
前 150mm
後 152mm
タイヤサイズ :
前 120/70ZR17M/C (58W)
後 180/55ZR17M/C (73W)
ホイールサイズ:
前 17M/C×MT3.50
後 17M/C×MT5.50
ブレーキ形式
前 デュアルディスク 310mm (外径)
後 シングルディスク 250mm (外径)
ステアリングアングル(左/右):34° / 34°
車両重量:257kg
使用燃料 :無鉛プレミアムガソリン
燃料タンク容量:21L
乗車定員 :2名
燃料消費率:(km/L)※1
25.0km/L(国土交通省届出値:60km/h・定地燃費値、2名乗車時)※2
17.6㎞/L(WMTCモード値 クラス3-2、1名乗車時)※3
最小回転半径 :3.0m
カラー・メーカー希望小売価格 :
エメラルドブレイズドグリーン×パールストームグレー
1,868,400 円 (本体価格1,730,000円、消費税138,400円)
ライダー・プロフィール
元モト・ライダー誌の創刊スタッフ編集部員を経てフリーランスに。約36年の時を経てモーターファンJPのライターへ。ツーリングも含め、常にオーナー気分でじっくりと乗り込んだ上での記事作成に努めている。
免許は普通自動車、車検不要、高速道路も走行可能 ※ただし最高速は80km/h|ヨドバシカメラで取り扱い中の三輪EVに乗った感想。大手家電量販店のヨドバシカメラで発売中の電動スポーツ三輪車「REVERSE TRIKER(リバーストライカー)3.0」。ヨドバシカメラのECサイト「ヨドバシ・ドット・コム」でも注文・購入できるリバーストライカー3.0は、様々なEVモデルを展開する「ビークルファン(本社:東京都江戸川区)」からリリースされた話題のモデル。今回、発売元であるビークルファンのショールルームへ伺うとともに、リバーストライカー3.0の試乗を敢行。エンジン車とは異なる、スポーツEVならではの加速力は圧巻! REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki) PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shyunsuke) 取材協力●ビークルファン http://www.vehiclefun.net/
https://motor-fan.jp/bikes/article/29831/
セグウェイから登場の電動スクーター・B110Sにさっそく乗った。|見た目が可愛い、軽くて楽チン、スマホ連携も超便利! セグウェイ・B110S(437,800円 ※早割等あります) 重心移動で操作する電動立ち乗り二輪車で有名なセグウェイ社から電動スクーターが発売。そう聞くと、なんだか楽しげな乗り物を期待してしまう。 ヤマハeビーノやホンダPCXエレクトリックといった国内メーカーの電動スクーターは、エンジン車と共通の車体を用いられており、見た目もサイズ感もエンジン車とほぼ一緒。 一方、今回メディアに向けた試乗会で用意されたセグウェイB110Sは、ひとまわりほどスリムな印象だ。車体重量はeビーノ(68kg)よりも軽量な57kgで、実際の押し引きも軽々。全幅はeビーノ(660mm)よりも31mmほど広いがこれはハンド…
https://motor-fan.jp/bikes/article/43735/