ジェイテクト、本社レストランに水素調理器を導入。トヨタ・リンナイが共同開発した「水素グリラー実証機」

水素グリラー実証機について

水素グリラー実証機は、リンナイとトヨタ自動車がカーボンニュートラル実現への強い思いを共有し、水素が生活の様々な場面で安全に使用される身近なエネルギーとなることを目指し共同開発した調理器だ。2024年12月24日には、日本ガス機器検査協会（JIA）が制定する「業務用水素ガス厨房機器検査規程」において、国内初の認証を取得している。

水素グリラー実証機の導入は、これらに加え水素を「つかう」取り組みとして実施されたものである。コアコンピタンスを活用しカーボンニュートラル達成を目指すジェイテクトの想い、トヨタグループとして新しい道を発明し、水素社会の実現に貢献したいとの想いより導入が決定された。

レストランONLY ONEの厨房に設置された水素グリラー実証機は、本社敷地内のCNラボで生成された水素を燃料として使用する。水素ボンベを運び、安定してガスを供給する専用台車を内製し活用することで、水素を「つくる」、「ためる」、「はこぶ」、「つかう」を達成し、水素の地産地消を実現している。