豊田合成がTOTO向けに製作したオリジナルバッグは、エアバッグ生地の優れた耐久性を活かし、カタログをはじめとする提案ツールの持ち運びなどで活用される。豊田合成は廃棄物の削減と資源の有効活用を目指し、リサイクルが難しいエアバッグ生地やハンドルの本革の端材を加工し、Re-Sブランドとして展開している。一方、TOTOも節水・節電に寄与する製品の開発など、環境負荷低減に積極的に取り組んでいる。

今回の企画は、両社が双方の環境保全への取り組みに共感したことで実現。従来は廃棄されていた素材に新たな価値が吹き込まれ、デザイン性と機能性を兼ね備えた実用的なバッグへと再生された。

持ち手部分にはシートベルトの端材を活用