ホンダCRエレクトリック プロトタイプ

東京オートサロン2023のホンダブースに登場した「ホンダCRエレクトリック プロトタイプ」。
フレームや足周りは、エンジン車の競技用モデル「CRFシリーズ」がベースだと思われる。

本格的なレース用のフレーム&足周りを備え、動力に電動モーターを用いたEVオフロードモデル「E・REX」。東京オートサロン2022でも展示された同車は、電動モトクロッサーの可能性を検証するため、無限とホンダが共同開発を進めている試作研究車だ。

無限とホンダが研究開発中の本格派EVモトクロッサー・E.REX【東京オートサロン2022】

東京オートサロン2022の無限ブースにて、大胆な演出(吊り下げられた状態)で展示されたのが、本格的なレース用のフレーム&足周りを備え、動力に電動モーターを用いたEVオフロードモデル、E・REX。電動モトクロッサーの可能性を検証するため、無限とホンダが共同開発を進めている試作研究車だ。

https://motor-fan.jp/mf/article/38537/

「E・REX」の進化版だと思われる「ホンダCRエレクトリック プロトタイプ」が、東京オートサロン2023のホンダブースに登場した。

ホンダCRエレクトリック プロトタイプは、本格派オフロードモデルならではのロングストローク型倒立式フロントフォークやモノショック型リアサスペンション、大径スポークホイール、オフロードタイヤ、前後ディスクブレーキを採用。フレームや足周りは、エンジン車の競技用モデル「CRFシリーズ」がベースだと思われる。

優れた冷却効率を誇ると思われる、大型ラジエター付きの水冷式電動モーターは、車体のセンターに配置。モーター部には“無限”のロゴを配した、レッドアルマイト処理されたアルミ削り出しカバーを採用しているのも特徴。カーボンカバーに覆われた大型バッテリー(フレーム下の黒いパーツ)は、電動モーターの前部にレイアウトしている。

ホンダCRエレクトリック プロトタイプの注目ポイントは、ミッション車にあるはずのハンドル左側クラッチレバーと、ステップ左側チェンジペダルを省いているところ。スクーターのような、ミッション操作のない無段変速式を採用していると予測される。

ホンダは同車で「2023年にはレース参戦を目指す」とコメント

2022年12月12日に開催された「2023年 Honda モータースポーツ活動計画発表会」では、CRエレクトリック プロトタイプについて、ホンダは「2023年にはレース参戦を目指す」とだけコメント。車両のスペックや参戦レース名などについては明言されなかった。

前身だと思われるE・REXは、2021年6月5〜6日、スポーツランドSUGO(宮城県)のインターナショナルモトクロスコースにて、デモンストレーション走行を披露。そのパワフルで過激な走りは、下記の動画にて紹介されている。

ホンダCRエレクトリック プロトタイプがモトクロスレースで活躍する日も、そう遠くはなさそうだ。

電動モトクロッサー E.REX デモラン走行!!
大型のラジエターは、シュラウドの奥にレイアウト。
カーボンカバーに覆われた大型バッテリーの外側には、頑丈そうな黒色のカバーを装備して徹底ガード。
シートやシュラウド部は絞り込まれたスリムなデザイン。
インナーチューブにコーティングを施したショーワ製の倒立型フロントフォーク、ディスクブレーキ、スポーク型ホイール、オフロードタイヤを組み合わせた本格的なフロントの足周り。
モノショック型のリアサスペンション、極太のスイングアームなど、見るからに頑丈そうなリアの足周り。リアタイヤの駆動はチェーン式を採用。限界まで肉抜き処理されたリアスプロケットにも注目。
無限とホンダが研究開発中の本格派EVモトクロッサー・E.REX【東京オートサロン2022】

東京オートサロン2022の無限ブースにて、大胆な演出(吊り下げられた状態)で展示されたのが、本格的なレース用のフレーム&足周りを備え、動力に電動モーターを用いたEVオフロードモデル、E・REX。電動モトクロッサーの可能性を検証するため、無限とホンダが共同開発を進めている試作研究車だ。

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