乗り心地を考えた3インチアップ仕様で、オンもオフも快適に
オーナー田中さんは板金塗装の自動車修理販売を営むのだが、会社にキャンプの荷物運び用として置いてあったエスティマを「コロナ禍で暇だったのでリフトアップしてみようか……と色々調べてみたんですが、全く何も出てこなかった(笑)」と試行錯誤しながらアゲバン仕様へ。このエスティマはカヤバのエスティマ用純正形状ショックにアップスペーサーを組んで2インチアップ、タイヤの外径を大きくした分で1インチアップの3インチ仕様。「同じプラットフォームで車重の重い車種のもの、アルファードハイブリッド用を使うとそれだけで3cm車高が高くなり、4インチアップが可能です」と田中さん。製作費用は足回り、タイヤ&ホイール、ルーフレール&ラックなどで約40万円。
TOYOTA・エスティマ(50系)
黒い純正バンパーの下から迫り上がるJAOS製スキッドバー。現行ハイラックス用を加工して装着する。
黒く塗装されたバンパー、グリルと一体感を演出するバグガード。見た目だけでなく、悪路走破には必需品。
純正では設定のないルーフレールはワンオフもの。ルーフラックにはワークライト、リカバリーボードを取り付ける。
RAV4用のリアラダーを加工して取り付ける。ルーフラックへのアクセスを考えると必要不可欠なアイテム。
乗り心地を硬めにした3インチ仕様。4インチアップも可能だが、実用面と耐久面を考慮すると3インチがベスト。
OWNER 田中良博さん
「前のデモカーを販売したので急遽製作した1台。今回はオンでもオフでもいける3インチ仕様です」
SPEC●ホイール:バークレイ ハードロック・ローガン(16×7.0+38)●タイヤ:トーヨータイヤ・オープンカントリーR/T(215/70)●エクステリア:F=ハイラックス用スキッドバー加工、リアバンパーガード=ワンオフ、ルーフキャリア、リアラダー=RAV4用加工●足回り:カヤバ純正形状ショック F=2インチアップスペーサー/R=アジャスター
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https://motor-fan.jp/stylewagon/article/66402/
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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]