イベント オークションに見る「レトロモビルと現代コレクターの選択」【レトロモビル2025】part.3【写真・12枚目】 アールキュリアル社の内覧会場で。1966年「フェラーリ 275GTB アルミニウム」は円換算にして約3億4480万円で落札された。 フェラーリ 275GT アルミニウムのオークション中。いずれもオークショネアのアン=クレール・マンディーヌ(右から4番目)、マチュー・ラムール(同3番目)、自動車史家ピエール・ノヴィコフ(同2番目)らによって執り行われた。(photo:Artcurial Motorcars) 1974年フェラーリ「365GT4 ベルリネッタ・ボクサー」は、新車時代にフランスで納車されたもの。想定価格に達しない25万320ユーロ(約3990万円)で落札された。 1989年「アルピーヌGTA V6ターボ」は、100台造られた「ミッレミリア」と名付けられた仕様の99号車。うち20台のみ造られたエアコン付き仕様で、ワンオーナー車もセリングポイントとしていた。3万8144ユーロ(609万円)。 元スウェーデン王室の1964年「メルセデス・ベンツ 600プルマン」。15万〜25万ユーロ(約2400万〜約4000万円)の予想価格が付けられていたが売買は成立しなかった。 1996年「メルセデス・ベンツE50 AMGアヴァンギャルド」は4万1720ユーロ(約667万円)で落札。名車の呼び声高いW124と常に比較されて影が薄いW210だが、高性能仕様はそれなりに評価されるようだ。 1977年メルセデス・ベンツ「280E」のワークス・サファリ・ラリー仕様。15万〜25万ユーロ(約2400万〜約4000万円)の予想価格が提示されていたが成立せず。 1984年「BMW 635CSIグループA」は、ファッションブランドを母体とするパコ・ラバンヌ・レーシングチームで使われた車両。予想価格は12万5000〜16万5000ユーロ(約2000万〜2639万円)だったが、売買は成り立たなかった。 メーカーの歴史部門「フェラーリ・クラシケ」の鑑定証付き1966年「275GTB」。237万1640ユーロ(約3億7930万円)という高値で落札された。 フランクフルト・ショーの展示車だった2001年「BMW Z8」。「走行距離たった30km。新車Z8を買うチャンス」とアピールされた結果、想定価格に近い35万4960ユーロ(約5675万円)で売れた。 2019年「マクラーレン セナ」。ワンオーナー・走行距離1980kmで95万〜115万ユーロ(約1億5190万〜1億8380万円)の予想価格が付けられていたが売買に至らなかった。 2019年「マクラーレン セナ」。ワンオーナー・走行距離1980kmで95万〜115万ユーロ(約1億5190万〜1億8380万円)の予想価格が付けられていたが売買に至らなかった。 元ミハエル・シューマッハー所有で、日本での登録歴もある1996年フェラーリ「550マラネッロ」。予想価格に近い31万3200ユーロ(約5000万円)で落札された。 「イズデラ」は今日も存在するドイツの小規模コントストラクター。今回出品されたのは計14台が造られたとされるうちの「036i」1台で、1989年ジュネーブ・ショーの展示車だったが、売買には至らなかった。 ポール=エミールB氏のコレクションから。1995年「ブガッティEB110GT」。(photo:Artcurial Motorcars) この画像の記事を読む