AMG “多彩なエンターテイナー”「メルセデスAMG CLE 53 カブリオレ」に試乗【写真・3枚目】 「メルセデスAMG CLE 53 4マティック+ カブリオレ」。 先代E 53クーペに積まれていたエンジンの改良版となる「M256M」ユニット。インレット/アウトレットチャンネルやピストンリング、燃料噴射などの最適化に加え、加給圧を0.4バールから1.5バールに高めている。 インパネはCクラスに倣うデザイン。トップの開閉はセンターコンソール上のスイッチで行う。4シーター用の大きな幌ながら、60km/h以下なら動作可能。所要時間は約20秒だ。 フロントのヘッドレストには温風を出し首元を温めてくれる「エアスカーフ」を搭載。寒空のオープンドライブで威力を発揮する。後席は前後方向の余裕はあるが左右方向がややタイト。長時間乗車は避けたいか。 ウインドシールド上のウインドディフレクターと後席後ろのドラフトストップで構成される「エアキャップ」。作動させると100km/h超でも風の巻き込みが最小限になる。 トランクルーム容量は通常時375リットル、オープンにすると幌を収納するスペースにとられるため285リットルに減少。トランクスルー機構も搭載。 クローズ時のハンドリングも悪くないが、トップを下ろすと明らかに重心が下がり、動きがよりシュアになる。開発陣に「楽しむならオープンで!」と言われているようで何だかうれしい。 ソフトトップはブラックを基本にオプションでレッドとグレーが用意される。 この画像の記事を読む