転がり抵抗性能は従来品「オープンカントリーA/T EX」と比べて17%向上
国内での「オープンカントリー」シリーズ投入後、その高い基本性能とアグレッシブなパターンデザイン性が評価されて人気が高まるなか、街乗りに適した商品を求める声が数多く寄せらせてきた。このたび発表された「オープンカントリーH/TⅡ」は、そのニーズに応えたタイヤだ。サイズラインアップについては、軽自動車向けサイズ投入の要望に対応しつつ、14インチから18インチまで取り揃えられた。

パターン設計では、同社独自のタイヤ設計基盤技術「T-MODE(ティーモード)」を活用し、ノイズを抑えるためにタイヤのショルダー(両肩)部をリブ形状とする「ショルダーリブ化」、ショルダー部とセンター部の間の縦ミゾをストレート形状とする「ショルダーグルーブストレート化」を組み合わせたデザインを採用。タイヤラベリング制度における「低車外音タイヤ(※)」に適合する静粛性を実現した。
※タイヤの車外通過騒音性能について、2023年1月より日本自動車タイヤ協会(JATMA)にて制定された業界の自主基準
ゴム材料においては、同社独自の材料設計基盤技術「Nano Balance Technology(ナノバランステクノロジー)」を活用し、ゴム強度を向上させるシリカを増量するとともに、その分散性を高めるスーパーアクティブポリマーを採用することで配合設計を最適化。その結果、転がり抵抗性能が「オープンカントリーA/T EX」比で17%向上している。

このほか、サイド部に表記するブランド名や商品名を白い文字で立体的に浮き立たせた「ホワイトレター」を採用するほか、軽自動車用サイズでは、タイヤのサイド部に沿ってリボン状に白色のラインを立体的に浮き立たせる「ホワイトリボン」を、オープンカントリー・シリーズとしては初めて採用。さらに、バットレス部(※)には意匠性の高いパターンを施すなど、細部までデザインにこだわっているのも特徴だ。
※タイヤのショルダー部からサイド部に当たる部位
パターン設計

配合設計

転がり抵抗

外観デザイン

サイズ展開
