使い勝手が大幅に向上してより実用的になった
『BELT POWER』の基本構造は、腕にかかる負荷をベストに内蔵されたベルトによって肩や足などに重量を分散。約50%以上も筋肉への負荷を軽減してくれるという仕組みになっている。この基本コンセプトは前モデルとほとんど変わらないものの、『BELT POWER X』ではリストバンドの採用やバッテリーレス仕様にするなど、大幅な改良が施されているのだ。

バッテリーレス仕様&リストバンド採用が大きな変更点
まずいちばんの変更点は、前モデルのベルトロック機構が電源が必要なボタン操作に対し、バッテリー不要のクルマのシートベルトのようなロック機構の採用だ。ベルトを軽く引くだけでロックがかかるようになり、面倒なボタン操作は一切不要。よりスムーズに運搬作業が行えるというわけだ。
使いこなすにはちょっと慣れが必要だが、コツさえつかんでしまえば手の角度を自由に変えることができ、ロック解除も思いのままだ。また前モデルがグローブ形状を採用していたのに対して、より簡便なリストバンドに変更。着用したままパソコンやスマホの操作、伝票記入ができるほか、安全や防汚のためのグローブをしたままでも装着できるのだ。
ちなみにネーミングの『X』の由来は、アシストベルトが背面で左右にクロスしていることから。現在はテストマーケティング期間中で、様々な業種のユーザーに意見を聞きながらさらに改良を加えられている段階。正式発売は3月末を予定しているとのこと。





