新型 左右から交差する斜めバーのグリルが斬新! ボルボのフラッグシップSUV、XC90が10年目の進化を遂げる【写真・22枚目】 オレフォス社製のクリスタル・シフトノブも健在。 2月13日から日本での販売も開始された新型ボルボXC90。 ラインナップはプラグインハイブリッド(PHEV)が「Ultra」の1グレード、マイルドハイブリッド(MHEV)が「Plus」と「Ultra」の2グレードで構成される。 新型XC90のフロントビュー。「洗練」という言葉が相応しいルックスに。 従来型XC90のフロントビュー。これはこれで、ボルボらしくてハンサムだ。(写真:神村 聖) 新型XC90のリヤビュー。テールランプの配色が変わった。 従来型XC90のリヤビュー。(写真:神村 聖) 新型XC90のサイドビュー。PHEVモデルは左前のフェンダーに充電口のリッドが設けられる。 従来型XC90のサイドビュー。(写真:神村 聖) センターディスプレイが11.2インチに大型化、エアコン吹き出し口も縦型になり、さらにイルミネーションも改良されるなどインテリアも刷新。ちょっとセンターディスプレイの後付け感が気になるかも!? ただ画面が大きくなっただけでなく、画面の構成も練られたもの。物理ボタンが少なくなったことを嘆く必要のない操作性の良さが光る。 ドライブモードは「ピュア(EV走行)」「ハイブリッド(自動切替)」「パワー(加速重視)」「AWD(常時四輪駆動)」「オフロード(荒地走行)」が用意される。 センターコンソールの前端にスマホのワイヤレス充電スペースを配置。 ボルボの上級モデルでお約束のオレフォス製クリスタルシフトノブももちろん装備。 こちらは従来型XC90のインパネ。(写真:神村 聖) 1列目シート。「Ultra」シリーズには写真のファインナッパレザーが標準。また、追加料金なしのオプションとして、ネイビー・ヘリンボーンウィーブ・テキスタイルも用意されている。 2列目シート。頭上と膝回りスペースは十二分。座面長がもう少しあれば、もっと快適かも。 3列目シート。最大7人が乗車できる輸入PHEVはまだ数が少なく、XC90は貴重な存在。しかも、意外にしっかりと座れるのがうれしい。 ステッチ入りのダッシュパネルは、100%リサイクル素材を採用したもの。スカンジナビアンデザインらしい品の良さも感じられる。 フォードグループから離れ、吉利グループ傘下に入った際にゼロから開発されたSPA(Scalable Product Architecture)プラットフォームを採用するXC90。前輪側にエンジン、後輪側にモーター、中央床下にバッテリーというレイアウトになっている。 エアサスペンションはクルマ、路面、ドライバーを1秒間に500回モニターするアクティブ・シャシーと連動して快適な乗り心地を提供する。 普通充電口は左前のフェンダー部分に配置される。急速充電には対応していない。 Bowers & Wilkins製オーディオはオプション設定(「Ultra」の標準はハーマンカードン製)。スピーカーメッシュのデザインが新しくなった。 チルトアップ機構付きのガラスルーフは全モデルに標準装備。 左右から斜線が重なり合う新フロントグリル。他メーカーでも同様のデザインがちらほらと出ているそうで、斜めバーがこれからのグリルのトレンドになるかも!? トールハンマーヘッドライトも新デザインに。また、アンロック時のライトアニメーションやシーケンシャルウインカー(フロントのみ)も新採用された。 2列目の背もたれも前倒しすれば、荷室までフラットにつながる。 2列目使用時のラゲッジルーム。3列目の背もたれは簡単に前倒しできる。 3列目使用時のラゲッジルーム。 この画像の記事を読む