ボディカラーは光沢を排除した力強い漆黒のBMWインディビジュアル・スペシャルペイント「フローズンブラックメタリック」

このたび発売された日本専用限定車「X7ブラックアルファ」は、全ての光の波長を吸収する黒から、さらに光沢を排除した(マット仕様)力強い漆黒となるBMWインディビジュアル・スペシャルペイントの「フローズンブラックメタリック」を外装色として採用。
一方で、色の無い深淵から鮮やかに煌めく光がエレガントな輝きを放つコントラストを、宝石のような無限の輝きを放つクリスタルが印象的な上下2分割のツインサーキュラー&ダブルライト、暗闇で光を放ち存在感を増すアイコニックグローのブラックキドニーグリル、1万5000個もの青白い星の輝きに似たパノラマスカイルーフ等により表現することで、唯一無二の存在感を放つモデルに仕立てられている。

センターコンソールには専用バッジを装着。昭和25年に折井着色所として創業以来、伝統技術を受け継ぎ、仏像、梵鐘、茶道具などのさまざまな鋳造品の着色を手掛けてきた「モメンタムファクトリー・Orii」の職人の手によって1枚ずつレーザー彫刻を施し、表面に出た素地部分に純銀に近い色調を塗布、金属調の冷たいシルバーではなく純銀に近い色調に拘り、富山県高岡で培われた伝統的な金属への着色技術を用いた高品質な真鍮製だ。
ホイールは、「X7 xDrive40dブラックアルファ」が22インチMライトアロイホイールVスポークスタイリング755M(ジェットブラック)、そして「X7 M60i xDriveブラックアルファ」には、23インチBMWインディビジュアル・ライトアロイホイールVスポークスタイリング 914l バイカラー(ジェットブラック)を装着。さらに「X7 M60i xDriveブラックアルファ」は、よりスポーティでスタイリッシュなデザインのハイグロスブラック仕様のMドアミラーカバーが装着され、テールゲットに取り付けられたモデルバッチはブラック仕様となっている。
ドアプロジェクターはひと筆の線で描いた「α」が輝く姿が表現され、とくに夜間に運転席、助手席の足元を照らすことで、乗り込む際の高揚感を高めている。

「X7 M60i xDriveブラックアルファ」には、ほかにも専用装備品が付加されている。センターコンソールには、漆芸作家である服部一齋氏作の漆蒔絵/螺鈿装飾トリムを採用。縁起の良いタイミングで吹く追い風「時つ風」をコンセプトに、深淵のなかで時つ風が吹くことで光り輝く一筋の光を銀で表現し、白蝶貝の輝きをアクセントに、繊細に塗られた漆と銀によって上質かつしっとりとした蒔絵らしい光を纏い、また、直線的で力強いデザインにより、BMWの「駆けぬける歓び」をイメージしている。

さらに、専用染色糸と手作業によって仕上げられたフロアマットも採用。川島織物セルコンが2024年開催されたミラノデザインウィークに出展した際、テーマ「百の黒–A Hundred Black」に材料や織り方、パターンの変化により100種類の異なる黒の織物を作り出すという高度な技術力を世界に示した。「X7 M60i xDriveブラックアルファ」には、その知見を生かして専用染色糸を用い、同社の職人による手作業で製作されたフロアマットを採用している。
日本の伝統である「深い黒」に拘るとともに、フロアマットとしては異例となるウール素材を色鮮やかで上質な風合いに保ち、卓越した品質に仕上げられており、また、このフロアマットには、世界3大デザイン賞のひとつと言われているドイツの権威あるデザイン賞「レッドドット・デザインアワード」にて、2025年に受賞を果たした川島織物セルコンのウール・ラグ「KOTOSOME」が誇る「古都京都で染め、職人の手仕事で丁寧に作り、高機能な加工を付与する」というこだわりのモノづくりが活かされている。
川島織物セルコンは1843年に京都で創業した織物メーカー。古くは明治宮殿、近年では京都迎賓館や数々のラグジュアリーホテルに織物を納入するなど、その唯一無二のクオリティで高い評価を得ている。熟練の職人による伝統的な手織り技術に加え、現代ならではのテクノロジーを駆使した機械織りも積極的に取り入れ、文化の継承と未来へつながる技術革新の探求に力を注いでいる。
●「BMW X7 M60i xDrive BLACK-α」注文受付専用ウェブサイト