「いつもよりアクセルを思い切り踏むことができました。コーナーの安定した走りを体験し、ますますゴルフRが好きになりました」(参加者)

フォルクスワーゲンジャパンは、ゴルフの最上級グレードである「ゴルフR/ゴルフRヴァリアント」の最新モデルを今年1月に発売した。最高出力333psを発揮する2.0L直列4気筒ターボエンジンと4WDシステムの4MOTIONを搭載する新型「ゴルフR/ゴルフRヴァリアント」は、発進からわずか4.6秒(欧州計測値)で100km/hに到達。さらに、左右後輪のトルクを自在に配分する“R-Performanceトルクベクタリング”をはじめ、電子制御ディファレンシャルロック“XDS”やアダプティブシャシープログラム“DCC”、4MOTIONを統合的にコントロールすることで、旋回性能をきわめて高いレベルに引き上げている。
そんなゴルフR/ゴルフRヴァリアントの誇るダイナミックな走行性能を存分に体験できるイベントが「スリリングR」だ。

当日は、あいにくの雨模様にもかかわらず、フォルクスワーゲンのパフォーマンスモデルのオーナーやファン約100組200名が参加。同社ブランドディレクターのイモー・ブッシュマン氏に加えて、この日のためにドイツから来日したベニー・ロイヒター氏(レース、テスト、開発担当ドライバー、フォルクスワーゲンRブランドアンバサダー)、ヨーナス・ティーレバイン氏(フォルクスワーゲンRテクニカルデベロップメント エンジニア)、ペドロ・マルティネス・ディアス氏(フォルクスワーゲンRセールスマーケティング責任者)の3名が、参加者を迎えた。

参加者は4つのグループに分かれ、まずは3つの走行プログラムを楽んた。全長約2.1kmのハンドリングトラック(周回路)は、前半にS字コーナーが連続する登り、後半はニュルブルクリンクのカルーセルやラグナ・セカのコークスクリューを模したコーナーなどで構成されている。
ここでは、プロドライバーの先導のもと、参加者がゴルフRのステアリングを握り、その加速やハンドリング性能を試した。とくに前半のS字コーナーでは、“R-Performanceトルクベクタリング”がもたらす優れたコーナリング性能と安定感のある走りを体感。さらに、前輪駆動のハイパフォーマンスモデル「ゴルフGTI」を走らせ、両車の走りの違いを確認した。
散水されたドリフトサークルでは、横滑り防止装置のESCをオフにしたゴルフRで定常円旋回に挑戦。滑りやすく不安定な路面であっても、“R-Performanceトルクベクタリング”と電子制御ディファレンシャルロック“XDS”や4MOTIONなどシャシー全般を統合制御する“Vehicle Dynamics Manager”の制御により、コントローラブルで安定した定常円旋回が可能であることを、参加者は実感したようだ。
そして、ダイナミックエリアではパイロンスラロームコースが設定され、参加者は連続するコーナーを駆け抜けながら、ゴルフRヴァリアントのダイナミックな走りを体験。ここではタイム計測も行い、各グループの上位2名に記念の盾が贈られた。

走行プログラム終了後、参加者はハンドリングトラックを見下ろせるレストランでの食事や、ドライビングシミュレーターの体験、ゴルフRのアパレルグッズのショッピングなどを堪能した。
エンディングはグループごとに記念写真を撮影してイベントは終了。参加者からは笑顔とともに、「(同乗走行で)ふだん運転しているゴルフRが、ここまでスポーティに走ることに驚きました」「いつもよりアクセルを思い切り踏むことができました。コーナーの安定した走りを体験し、ますますゴルフRが好きになりました」「憧れのプロドライバーの横に乗れて最高です」「8代目ゴルフRに乗っていますが、フェイスリフトした新型の進化がよくわかりました」とコメント。

イベントを終えてイモー・ブッシュマン氏は、「おかげさまで『スリリングR』は大成功でした。安全で管理が行き届いた環境のもと、フォルクスワーゲンブランドが誇るパフォーマンスという側面を、お客様にしっかりとご覧いただけたと思います。お客様からも、このような恵まれた環境でフォルクスワーゲンのパフォーマンスモデルを運転することができて本当に良かった、楽しかった、というコメントをいただいて、とても嬉しいです」と語った。
●フォルクスワーゲン公式サイト「ゴルフR」
●フォルクスワーゲン公式サイト「ゴルフRヴァリアント」