展開モデルは、コンパクトで持ち運び可能な「Champ Basic」と、圧倒的な洗浄力を誇る「Champ Turbo」の2機種。商業施設、精密機器、産業機械のメンテナンスから、カーディテイリング、整備・板金工場まで、幅広い業種に対応する次世代ドライアイス洗浄ソリューションとなる。

製品とブランドの特徴

Dry Ice Energyは、Audi、BMW、Volkswagen、Porsche、Mercedes-Benzなど、ドイツ本国の正規ディーラーでも採用されている、信頼性の高いドライアイス洗浄機ブランド。

ドライアイス(3mmペレット)を圧縮エアで噴射することで、洗浄対象物を傷つけることなく、ブレーキダスト、グリース、油汚れ、泥、車内の付着物などを短時間で効果的に除去する。また、水や薬品を一切使用しないため、作業場所を選ばず、二次汚染も発生しない。

さらに、電源不要(接続するエアコンプレッサーの駆動で稼働)、低騒音設計、操作のシンプルさにより、初導入の現場でも即戦力となる使いやすさも特長。カーディテイリング専門店や整備工場、板金工場における洗浄工程の効率化と品質向上に大きく貢献する。

ドライアイス洗浄機とは? – 仕組みと原理について –

ドライアイス洗浄とは、水や薬品を一切使わずに、-79℃のドライアイス(3mmペレット)を圧縮エアで高速噴射することで汚れを除去する非接触型の洗浄技術である。

対象物にダメージを与えることなく、複雑な形状やデリケートな素材にも対応できるため、高級車・産業機械・精密機器・室内パーツなど幅広い用途で活用されている。

▼ 3つの作用で汚れを一気に剥離

① 物理的衝撃
-79℃のドライアイスを圧縮エアで噴射することで、汚れの表面に微細な亀裂(クラック)を発生させる。

② 冷却&収縮効果
洗浄対象と汚れの温度差によって、汚れが急激に収縮し、付着力が弱まる。

③ 昇華膨張効果
ドライアイスが固体から気体に変わる際、約750倍に膨張。その力で汚れを内側から一気に剥がす。

これら3つの作用が連動することで、洗剤や摩擦を使わずに、「傷つけず」「水も使わず」「すばやく」汚れを落とすことが可能になる。
作業後はドライアイスが昇華して消えるため、廃液や残渣も一切残らず、後処理が不要なのも大きな特長。

実際の洗浄イメージ

日本取り扱い機種

▼ Champ Basic(チャンプ ベーシック)
【 軽量&コストパフォーマンスに優れたスタンダードモデル】
Dry Ice Energyシリーズの中で、最も軽量かつコンパクトなベーシックモデルでありながら、プロの現場で求められる十分な洗浄能力を備えている。
エンジンルーム、足回り、インテリアパーツ、ファブリック、未塗装樹脂など、車両全体の汚れに対応し、操作も非常に簡単で、複雑な設定が不要なため、初めてのドライアイス洗浄機導入にも最適。

  • 寸法:57×38×42cm/重量:15kg
  • 使用圧力:0.2~0.8MPa
  • ドライアイス消費量:4~20kg/h(調整可能)
  • 圧縮空気消費量:250~900 l/min
  • 価格:1,290,000円(税込)

▼ Champ Turbo(チャンプ ターボ)
【 高出力×高耐久のハイパフォーマンスモデル】

より頑固な汚れや高頻度な施工ニーズに対応する、プロユース向けの上位モデル。

最大1.0MPaの噴射圧力により、エンジンルーム内の複雑な構造や、足回り、下回りの油・泥汚れも強力に除去する。
堅牢な筐体と高耐久パーツを採用しており、過酷な作業環境にも耐える設計となっている。

  • 寸法:53×37×47cm/重量:17kg
  • 使用圧力:0.1~1.0MPa
  • ドライアイス消費量:7~27kg/h(調整可能)
  • 圧縮空気消費量:500~1,600 l/min
  • 価格:1,690,000円(税込)

導入を検討の方へ – 店舗でのデモ体験受付中 –

Dry Ice Energyの導入を検討中の施工事業者向けに、弊社が運営する実店舗「arinomama Tokyo BASE」(東京都足立区)にて、事前予約制のデモ体験を実施中。実機での性能や操作性を確認できる機会となっている。

ドライアイスエナジージャパン公式サイト

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