巻頭特集:『ロングノーズの優越感』

“ロングノーズ”という言葉は、キャビンが狭くその代わりにボンネットが長く、そのボンネットの中に高性能なエンジンが納まり、空力特性をも追求したスポーツカーのことを指す。
その憧れの対象となっているクルマの1つである、S30型フェレディZは今もなお輝き続けている。今月はそんなロングノーズを備えたフェアレディZ を3台、詳しく紹介している。
スカイライン・ジャパン セダンの3車3様

一昔前(ふた昔か?)まで、ファミリーカーといえば5人が乗れて荷物もトランクルームに隔離し搭載できる4ドアセダンがスタンダードだった。が、令和の今現在、そんなセダンは不人気で、SUVや1BOXに圧倒されている。より室内が広く、頭上スペースもあり、シートを倒せば大物・長尺荷物も載せられ、しかも車中泊だって可能と、使い勝手の良さにはセダンは降参…。
が、70〜90年代旧車の世界では、いまだセダンが大人気!
そこで、1977~1981年に発売されていた日産5代目スカイライン(C210型)通称:ジャパンを特集だ。3人のオーナーがいればそれぞれ個性が光る、令和に乗るジャパンの姿を紹介だ。
最速エンジン組み 〜シリンダーブロック〜

日産L型エンジンを搭載したDRAG(ドラッグ)レースにて、現在日本最速のショップ、「ライジングガレージ」。
その最速のエンジンをバラして組み立てていくという今月の企画。
前回はエンジンヘッドでしたが、今回はシリンダーブロック回りの組み付けを徹底解説する。
連載:ハチロクエンジンのオーバーホール

ハチロク(AE86)の4A-Gエンジンは低排気量(1.6L)のため、高回転まで回され酷使されがち。
そんな可哀相なエンジンを今後も長~く乗るため、実際に編集部の4A-Gエンジンをオーバーホールし、エンジン内部の劣化や交換部品、そしてコストなどを細かく紹介だ。
ハチロクに乗っている&乗りたいオーナーのバイブル的なコーナー。今回が最終回だ。
パフォーマンスダンパーの効果

メーカー純正になるほど、その効果が認められている「ヤマハ・パフォーマンスダンパー」。しかし、その性能を疑問視する人もまだたくさんいるのも事実…。前回は過去記事からパフォーマンスダンパーの原理を理解し、実際に取り付けに移っていったが、今回はいよいよインプレッションをお届けする。
【月刊Gワークスとは】
月刊Gワークスは、旧車をこよなく愛する人へ向けた、サニトラ、ハコスカ、ケンメリ、フェアレディZ、そしてハチロクなど、令和の現在でも輝きを失わず人々を魅了する旧車たちを、仲間と一緒にアクティブに楽しむための定期月刊誌だ。
月刊Gワークス 2025年7月号
発売日:2025年5月21日(水)
特別定価:910円(本体価格:827円)
三栄公式ウェブ:https://shop.san-ei-corp.co.jp/shop/g/g0153752507/