少ない工程数でもクルマをキレイにできるアイテム

まずは水で流さずに、汚れたボディにいきなりスプレーし、クロスで拭き上げると、汚れを落としてくれてワックスもかかるという、プロスタッフの『エックスマールワン 時短洗車つけかえ』だ。

ProStaff『エックスマールワン 時短洗車(実勢価格:1280円前後/税込)』
水なしで使える洗車ケミカル。470ml入りで中型車約15台分に使える。また、ヘッド部分を交換するだけで使える『つけかえ』もラインアップ。

泥汚れなどがひどい場合には向かないかもしれないが、軽く雨に降られたていどやホコリがのっているくらいの状態なら、十分綺麗になる。
また、同時にワックスがかかり、深いツヤを実現し、細かいキズも目立たなくしてくれる。スプレーして拭き上げただけとは思えないくらい滑らかな仕上がりが実現する。
濡れた状態でも使用可能なので、洗車機を通したあとに、汚れ落としが甘かった部位などに使うのも向いていそうだ。

シャンプー洗車をするだけで、同時にコーティングができてしまうケミカル

次は、洗車しながら同時にコーティングもできてしまうコーティングシャンプー。プロスタッフの『モンスター ラピッドグロス』だ。特徴的なのは超濃縮液になっていて、バケツで希釈して洗車する標準的な使用法のほか、希釈比率を変えると、フォームガン、蓄圧式スプレー、トリガースプレーなど様々なツールにも対応していることだ。

ProStaff『モンスター ラピッドグロス(実勢価格:2980円前後/税込)』
全色対応。コーティング施工車対応。ノーコンパウンドタイプ。

使い方としては、まずボディに水をかけて泥や砂などを落とし、あとはフォームガン、バケツ希釈、スプレーガンなどの方法で洗車をする。最後に水でよく泡を流し、布等で水滴を拭き上げればOK。それだけで3ヵ月耐久のコーティングが施される。特にフォームガンを使った場合には、噴射して水で流すだけでもコーティング効果が得られるという。

ひどい汚れのときでも、一発で洗車を済ませるために

最後にカーシャンプーも紹介しておこう。上で紹介したふたつは、汚れがさほどひどくないケースに向いているが、ひさしぶりの洗車などで、雨ジミやタレ筋が残っているようなときには、汚れ落とし効果が強力なカーシャンプーを選びたい。というのは、1回で汚れを落としきれず、あらためて強力な水アカ落としクリーナーや虫汚れ落としクリーナーなどを使うことになると、手間も時間もかかってしまうからだ。

そこでおすすめなのが、リンレイの『ウルトラハード2WAYシャンプー』だ。通常のカーシャンプーでは落ちにくい古いワックスやコーティング、頑固な水アカや雨ジミなども強力に落としてくれる。通常は希釈して使用することを想定しているが、汚れがひどい部位には原液のまま使うこともでき、より効果的だ。

リンレイ『ウルトラハード 2WAYシャンプー(実勢価格:1480円前後/税込)』
希釈すれば中型車約16台分に使える。

コーティングは別工程であらためて行う必要があるが、このカーシャンプーを使えば、汚れがひどいときにも、短い時間、少ない手間で最大限の洗浄効果が得られる。

クルマがキレイになるなら、手間は少ないほうがいいと思うひとも多いハズ。時短洗車アイテムを試してみるのはいかがだろうか?