キア（起亜）は4月、ニューヨーク・モーターショーにて、新型グローバルモデル「K4」を発表した。当初はサルーンと5ドアハッチバックの２タイプがラインアップされるということだったが、第3のモデルとなる「ステーションワゴン」市販型プロトタイプをカメラが初めて捉えた。
のびやかなスタイリングの、ステーションワゴンらしいステーションワゴン
欧州で目撃されたプロトタイプは、キア得意の黒いブラックカモフラージュで隠されている。
しかし、スポーティなまでに傾斜したルーフラインや、リアウィンドウの角度を隠しきることはできない。
これらの特徴から、このワゴンは他のK4シリーズよりも多くの荷物を積め、そのためにスタイルを犠牲にすることはないということが分かる。
リアドアハンドルは、セダンやハッチバックと同様に、Cピラーに隣接する上部フレームに取り付けられている。
また、リアセクションでは、2つの垂直の牙LEDと、それらの上部を結ぶ水平のストリップで構成されるLEDライト配置が、後方の迷彩から突き出ているのが見える。
このワゴンが米国で販売されるかどうかは不明だが、その可能性は低いと思われる。
ただし、ヨーロッパでは間違いなく提供されるはずだ。
完全電動パワートレインはメニューにない（それは新しいEV4に託される）。
量産型のパワートレインは、最高出力147ps、最大トルク179Nmを発揮する2.0リットル自然吸気ガソリンエンジンと、最高出力192ps、最大トルク264Nmを発揮する1.6リットルターボエンジンが搭載される。
8速オートマチックトランスミッションが標準装備され、今年後半に発売される欧州車では、1.6リットルのマイルドハイブリッドや、おそらくプラグインハイブリッドが主流になる可能性が高いようだ。
