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内燃機関超基礎講座

買いたい新車が決まっていて、いざ商談を進めている最中に頭によぎるのが「あれ、月の支払いっていくら?」ということ。

アルファードクラスを、ポンッと現金一括で購入する方は稀だと思うので、大体の人はローンを活用するだろう。

ローンの種類にも複数あり、今回ここで紹介するのは低金利でお馴染みの銀行のカーローン と、よく耳にする残価設定ローンについて説明しよう。

お題となるのが、これから紹介する30アルファード。ただ見積もりをすれば約780万円だが、これをマイカーローンを使って購入すると総支払額は861万2400円となる(金利2%、120回払いで設定)。

仕組みとしては事前に見積もりを銀行に提出して、銀行側の承認が取れれば銀行から購入先に振り込み。月々の返済は銀行にという流れとなる。

残価設定ローンの場合は、クルマの価格からあらかじめ設定した数年先の買取補償額を差し引いた金額を月々分割で支払うので、総支払額は499万928円(金利4%、残価設定額400万円、60回払い)となる。

一見残価設定の方が安く感じるが、こちらは乗り換えを前提とした支払いプラン。

いつまでも長く乗りたいという方には不向きとなり、結果損をするなんて場合もあり。

また、クルマの所有権が自分ではなく、販売店であるというのも残価設定プランのポイントだ。

自分にとっての理想の支払い方法は、購入店が導いてくれるはず。くれぐれもご利用は計画的に。

「30アルファード新車/見積もりするとこんな感じ」

※HYBRID Exective Lounge S 7人乗りで見積もり

価格778万5000円から

今なお人気絶頂・販売好調を誇る30アルファード。一部ではアルファードバブル、なんて言われているがやはりキングオブミニバンだけに憧れも大きいのだ。

ドレスアップ・コンプリートカーはWEBでも見積もり可能!

※各メーカーのサイトから見積もり依頼が可能。

【新車で買う際によく聞くこの言葉ってナンダ?】

コンプリートカー

購入時にエアロやホイール、オーディオなど好みのパーツを装着した状態で手に入れることが出来るクルマのこと。バラバラに買うよりお得なのが特徴。

金利手数料

分割ローンの際に発生する金利(よく聞くのは2.9%だとか)のこと。例えば200万の120回払いで2.9%掛かるとすると、総支払額は230万6280円となる。

残価設定

将来クルマを買い換える際に残っている残存価格設定のこと。あらかじめ将来の下取り価格を設定し、その価格から引いた金額で月々のローンを組むのだ。

ローンの種類

銀行のマイカーローンや前述の残価設定ローンや信販会社が提供しているローンなど、様々な種類がある。購入店により、オススメのローンは異なるぞ。

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