ランブレッタELETTRA(ランブレッタ・エレットラ)……参考出品

丸みを帯びた伝統のフォルムを踏襲しつつ、近未来をイメージさせる直線的なデザインを導入。ヘッドライトやフロントフェンダー上のサブライトに加え、随所にLEDを装飾して高級感やドレスアップ度を向上。
車体寸法はホイールベースが1,380mm、最低地上高が140mm、シート高が780mm。車両車重は135kg。前後ホイールは12インチ。1人乗り用だと思われるシート(タンデムステップなし)は革製ではなく、布地のスライス型を採用。
電圧64V-73Vのリチウムイオンバッテリーは電動ミニバイクに多用される交換式ではなく、一般的な四輪車と同様の非交換式。充電は充電器のプラグを差し込んで充電する「プラグイン方式」を採用。
LEDの電飾はデザイン性にこだわったレイアウトが特徴。ウインカーはランブレッタ伝統のバーエンドタイプを採用。左右のブレーキレバーはメーカーリリースによれば、木製のリトラクタブル式。
フレームはアルミダイキャスト製、ボディはスチール製。

ランブレッタはイタリアのフェルディナンド=イノチェンティが創業した、金属加工工場をルーツとするスクーターブランド。1947年に第一号となるスクーターを発表以来、世界各地で人気を獲得。イタリアのベスパとともにモッズカルチャーを確立するなど、現在でもスクーターの名門ブランドとしてリスペクトされている。

今回発表されたエレットラは、ランブレッタスタイルの王道とも呼ぶべき、丸みを帯びたお馴染みのデザインをオマージュ。伝統かつ独特のフォルムを踏襲しつつ、近未来をイメージさせる直線的なデザインが盛り込まれている。

車体寸法はホイールベースが1,380mm、最低地上高が140mm、シート高が780mm。車両車重は135kg。

リモコンのボタンを押すと電動でリアカバーがオープンし、モーター・バッテリー・リアの足周りを露出。

動力は永久磁石同期モーター(PMSM)を採用。定格出力は4kW、最大出力は11kW、最大トルクは190ft-lbs(258Nm)を発揮。最高速度は110km/h。

電圧64V-73Vのリチウムイオンバッテリーの充電方法は、電動ミニバイクに多用される交換式ではなく、一般的な四輪車と同様の非交換式であるプラグイン方式を採用。

ライディングモードは①エコ ②ライド ③スポーツの3つから選択可能。各モードの航続距離は①127km(定速走行40km/h) ②70.5km(定速走行72km/h) ③62.3km(定速走行81km/h)。WMTCモード値の航続距離は104.5km。

充電時間は、欧州の家庭電源で繁用の220Vノーマルチャージで5時間40分(0-100%)。公共の急速充電で36分(20-80%)。

フレームはアルミダイキャスト製を採用し、ボディはスチール製。フロントフォークは伝統的なトレーリング・リンク・サスペンションを採用。リアはツイン型スイングアームにモノショック型サスペンションを組み合わせ。前後ブレーキはディスク式。前後ホイールは12インチに設定。

リモコンのボタンを押すと電動でリアカバーがオープンし、モーターとバッテリーを露出させるシステムを導入。また木製のリトラクタブル式ハンドブレーキレバーなど、随所にユニークなアイデアが盛り込まれている。主要スペックや発売日などは未公表。

通常時のリア部分。
リモコンのボタンを押すと電動でリアカバーがオープンし、モーターとバッテリーを露出。
走りに装備に、50年の進化を感じた。ランブレッタ試乗レポ|V125 Special Fix / Flex

2017年のEICMA(ミラノショー)にておよそ50年ぶりに復活したランブレッタを、カスタムパーツ&用品メーカーでも知られるサインハウスが取り扱いを開始。その洗練されたデザインと走行フィーリンングとのマッチングに、イタリアの風を感じた。 REPORT●及川ルイ子(OIKAWA Ruiko) PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke) ※2018年05月23日に掲載した記事を再編集したものです。 価格や諸元、カラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。

https://motor-fan.jp/bikes/article/50679/
ランブレッタV200Specialは、オシャレなのにビシバシ走れるイタリアンスクーターだ。

イタリアのスクーター『Lambretta(ランブレッタ)』が復活しています。かつてはベスパと人気を二分し、モッズ文化のシンボルでもあった名門ブランドです。筆者は1979年公開の名作映画『さらば青春の光』で主人公が乗っていたことでその名を知っていましたが、乗るのは今回が初めて。軽二輪登録の『V200』で、ランブレッタ初試乗しました! REPORT●青木タカオ(AOKI Takao) PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke) ※2020年4月14日に掲載した記事を再編集したものです。 価格や諸元、カラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。

https://motor-fan.jp/bikes/article/26114/
見た目で選んで損はナシ! ランブレッタ・V125 スペシャルはちょっぴりプレミアムな存在だ。

イタリアの名門ブランド。販売実績や知名度ではベスパに分があるものの、モダンなデザインセンスには定評があった。2017年EICMA(ミラノショー)で新生ランブレッタが復活。このV Specialシリーズには50、125、200、3種のエンジンを搭載。8色ものボディカラーが揃えられ豊富なバリエーション展開を披露している。 REPORT●近田 茂(CHIKATA Shigeru) PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke) 取材協力●株式会社サイン・ハウス ※2020年4月24日に掲載した記事を再編集したものです。 価格や諸元カラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。

https://motor-fan.jp/bikes/article/25480/