BMW R nineT クラブマンレーサー 製作:46 works
BMWの人気ネイキッドスポーツモデル「 R nineT」を、レトロなカフェレーサースタイルにカスタマイズ。前後のサスペンションはサーキット走行も視野に入れ、超高性能なオーリンズ製に変更。フロントブレーキのキャリパーは、ラジアルマウント型のブレンボ製4POTで強化。
前後ホイールはノーマルと同径の17インチながら、世界初のマグネシウム鍛造という製法で生み出された、超軽量かつ超高剛性のJB-POWER「MAGTAN(ゴールドカラー)」を導入。タイヤはピレリのスポーツタイヤ「ディアブロ」を選択し、ノーマルと同サイズの前120/70-17、後180/55-17をセレクト。
マフラーは中高速域での滑らかな吹け上がりとパワーを追求した、チタン製2 in 1の集合管をチョイス。形状にこだわり、絶妙な凹凸感を表現したフューエルタンクはアルミ製のワンオフ。シートは50~60年代の世界GPマシンをイメージさせる、カフェレーサー風のシングル式。シート一体型のシートカウルは、アルミ叩き出しのワンオフをコーディネイト。
シルバー塗装で存在感を強調したトラスフレーム、本体のコア部に滑らかなアールを設けたラウンド型オイルクーラー、ワンオフのアルミ製エアクリーナーボックスから前方に伸びるチタン製の吸気孔などなど、トータルバランスはピカイチ。ビルダーのセンスが随所に光る、美しい一台に仕上がっている。