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空冷4ストローク単気筒SOHC184.4c最高エンジン搭載。最高出力は17.3馬力
ホンダ CB200X……14万4500ルピー(インド価格/日本円で約21万円)
国内で人気クロスオーバーモデル・CB400X。同車の200版ともいえるNEWモデル・CB200Xがインドでリリースされた。CB200Xのベースモデルは、2020年末に発表されたネイキッドモデル・ホーネット2.0。フレーム、エンジン、足周りなどはほぼ共通。
CB200Xは、インドでは排気量180~200ccのカテゴリーに適合し、20代後半~30代の年齢層をターゲットに開発。スタイリッシュなデザインで、都市部での通勤・通学から郊外への移動まで、快適な走行と高いポテンシャルを発揮。
エンジンはインドの排ガス規制「BS6(ユーロ5に相当)」に適合した、空冷4ストローク単気筒SOHC184.4cc。吸気系はPGM-FI(電子制御燃料噴射装置)。最高出力は17.3ps/8500rpmで、最大トルクは1.64kg-m/6000rpmを発揮。ボア×ストロークは61.0×63.096mmのロングストローク型とし、圧縮比はやや抑えた9.5に設定。ミッションは5速。
フロントフォークはアウターをゴールドにアレンジした倒立型。5本Y字スポークのアルミ鋳造ホイールは、前後とも17インチに設定し、前後タイヤはクロスオーバーならではのブロックパターンを採用。前後ブレーキはペータルディスクローターを採用したシングルディスク式とし、ABSはフロントのみ作動するシングルチャンネル式を導入。
フルLEDの灯火類、ギヤポジションインジケーターを盛り込んだフルデジタル式反転型液晶メーター、ウインカー内蔵のナックルガードも採用。リヤホイール左横には、タンデム時にリヤホイールへのサリー(インド女性の民族衣装)の巻き込みを防止する、インド車ならではの「サリーガード」を装備済み。
ホンダ CB200X 主要スペック(インド仕様車)
全長×全幅×全高:2,035mm×843mm×1248mm
軸距:1355mm
最低地上高:167mm
シート高:810mm
車重:147kg(装備)
エンジン:空冷4ストローク単気筒SOHC
排気量:184.4cc
ボア×ストローク:61.0×63.096mm
圧縮比:9.5:1
最高出力:17.3ps/8500rpm
最大トルク:1.64kg-m/6000rpm
変速機:5段
燃料タンク容量:12L
前ブレーキ:Φ276mmディスク+2ポットキャリパー(ABS)
後ブレーキ:Φ220mmディスク+1ポットキャリパー
タイヤサイズ:前110/70-17 M/C 54S 後140/70-17 M/C 66S
現地(インド)価格:14万4500ルピー(日本円で約21万円)