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Tarform VERA(ターフォーム・ベラ)……1万6000ドル(日本円で240万円/1ドル150円換算)
アメリカの電気自動車&電動バイクメーカー「Tarform(ターフォーム)」
米国のTarform(ターフォーム)は、未来への可能性と美しさ、最先端のテクノロジーを融合させた革新的なアプローチで、交通手段の世界に波を起こしている電気自動車&電動バイクメーカー。
ターフォームはブルックリンで設計・製造された1番目の電動バイクとして、敏捷性と快適性を兼ね備えた『Luna(ルナ)』をリリース。比類のない職人技、高級素材、またフリークのために豊富なカスタマイズ用オプションをスタンバイしたルナは、2万8000ドル(日本円で420万円/1ドル150円換算)~でリリース中。
最高速度度は85マイル(131km/h)以上、最大トルクは160Nmを発揮
今回発表されたターフォーム第二弾の電動バイク『Vera(ベラ)』は、パフォーマンスとデザインに一切の妥協を設けず、ストリートとトレールの両要素を盛り込んだ量産モデル。電動バイクの神髄を極めたハイエンドなルナに比べ、ベラは親しみやすさも加味。価格は1万6000ドル(日本円で240万円/1ドル150円換算)に設定されている。
ベラはパワフルながら、クラシカルなスクランブラー風の外観に加え、装飾品や建造物などに用いられる滑らかなアールデコ調のスタイルにアレンジ。ストリート走行はもちろん、オフロード走行を念頭に置いて設計されているのがポイントだ。
ボディサイズはホイールベースが56インチ(1422mm)、シート高は31インチ(787mm)、車両重量は360ポンド(約163kg)に設定。このサイズ感はエンジン車の場合、ミドルモデル程度に該当。ちなみに国内の人気モデル「ホンダ・GB350」はホイールベースが1440mm、シート高は800mm、車両重量は179kg。
フレームは軽量かつ剛性に優れたアルミ製とし、前後ホイールはエレガントなデザインのアルミキャスト型を採用。足周りはフロントに倒立型フォーク、リアに両持ちスイングアーム+モノショック型を組み合わせ。前後ブレーキはディスク式とし、ブレーキキャリパーは高性能なブレンボ製をチョイス。ブレーキング時に発電し、電気を供給する「回生ブレーキシステム」も導入済みだ。
ベラはギアボックスが不要な「ダイレクトドライブシステム」を採用し、スムーズな乗り心地を実現。パワフルな電動モーターは35-55kWの空冷式を導入し、時速0-90マイル(0-144km/h)の到達時間は3.5秒という加速力を獲得。最高速度度は85マイル(131km/h)以上、最大トルクは160Nmを発揮する。※すべてメーカー発表値
8kWhのリチウムイオンバッテリーパックはアルミフレームのメイン部下の、車体のほぼセンター部にレイアウト。航続可能距離は160マイル(256km)、街乗りの航続可能距離は100マイル(160km)を実現。満充電時間はレベル2(220VまたはJ1772)で2時間、レベル1(110V家庭用コンセント) で4時間。
4G接続を備えた3.4インチのレティーナディスプレイ、無線アップデート機能、統計用アプリケーション、キーレスイグニッションシステムなど、最新の電子システムも各種投入されている。