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ハーレーダビッドソンの人気ツアラーモデル ストリートグライド/ロードグライドの2024モデルがお披露目
フェアリングで際立つ個性の競演
新型ストリートグライド/ロードグライドの存在感に酔いしれる
ハーレーダビッドソンのツアラーモデルとして、揺るぎない人気を維持し続けるのがストリートグライドとロードグライド。その圧倒的な存在感とライディングフィールは、多くのファンを魅了している。そんな人気車種である兄弟車の2台が、伝統を守りつつも新たな次元へとアップデートした。
まず目につくのは、そのアイデンティティともいえる大型フェアリングのデザインだ。ストリートグライドは一体化されたLEDライティングが伝統のバットウイングフェアリングと一体化。ハンドルを包むようにマウントされており、クルーザーらしい重厚なシルエットを演出する。
ロードグライドは特徴的なシャークノーズフェアリングをフレームにマウントし、LEDの灯火類で未来感をアピール。ハンドルはストリートグライドよりもアップライトなポジションで、ライディングフォームを含めて迫力のスタイルが味わえるのだ。
両モデルとも流体力学を用いてデザインをブラッシュアップしており、高速走行時にかかるヘルメットへの負担を平均60%も低減! 昨年6月に発表されたCVOモデル(Custom Vehicle Operationの略を冠した高級ファクトリーカスタマイズモデル)と同じフェアリングデザインが、いよいよスタンダードモデルで手に入るようになった。
機能や装備的な部分においては、両モデルとも共通の進化を遂げている。1,923ccミルウォーキーエイト117エンジンはよりパワーアップしつつ、新しい水冷式シリンダーヘッドを採用。ライダーへの熱負担を軽減し、より快適なライディングを可能にした。メーターは12.3インチのTFTカラータッチスクリーンとなり、ハーレーダビッドソンのSkyline OSを搭載。スマートフォンと連携しつつ、3種類のディスプレイでツーリングをアシストする。「ロード」「スポーツ」「レイン」「カスタム」から選べるライドモードも、この画面から簡単にセレクトできる。
すべてが進化してデジタル化したように見えるが、エンジンは従来モデルをベースにすることでハーレーダビッドソンらしい伝統のフィーリングをキープ。新章へ突入したストリートグライド/ロードグライドの魅力は、是非とも実車で体感してもらいたい。
主要諸元・ストリートグライド
主要諸元・ストリートグライド 全長:2,410mm シート高:715mm 乗車定員:2人 排気量:1,923cc 車両重量:368kg エンジン:空・水冷4ストロークOHV4バルブV型2気筒 最高出力:80kW (107HP)/5,020rpm 最大トルク:175Nm/3,500rpm トランスミッション:6速リターン式 フューエルタンク:22.7L ブレーキ:前 ダブルディスク、後 ディスク タイヤサイズ:前 130/60B19M/C 61H、後 180/55B18M/C 80H メーカー希望小売価格(消費税10%を含む):¥3,693,800~
主要諸元・ロードグライド
主要諸元・ロードグライド 全長:2,410mm シート高:720mm 乗車定員:2人 排気量:1,923cc 車両重量:380kg エンジン:空・水冷4ストロークOHV4バルブV型2気筒 最高出力:80kW (107HP)/5,020rpm 最大トルク:175Nm/3,500rpm トランスミッション:6速リターン式 フューエルタンク:22.7L ブレーキ:前 ダブルディスク、後 ディスク タイヤサイズ:前 130/60B19M/C 61H、後 180/55B18M/C 80H メーカー希望小売価格(消費税10%を含む):¥3,693,800~