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富士山を周遊する国道139号線にはその北側を囲うように富士五湖が並んでいるのはご存知でしょう。一番東側に位置するのが山中湖、15kmほど離れて河口湖。そして西湖、小ぶりな精進湖、一番西側に本栖湖の五湖が連なっている。すでに観光地としての認知度も高く、リゾートライフを楽しむ絶好のロケションとして定評がある。
今回ご紹介する「田貫湖」は本栖湖から富士宮方面へさらに19Kmほど離れ、富士山の西側に位置している。周囲3.3kmほどの小さな湖だ。静かに佇む湖面に逆さ富士が浮かぶ光景が有名。そして何よりも4月20日と8月20日前後の一週間ほどは、まるで富士山の頂きから太陽が昇り出るように見える「ダイヤモンド富士」の絶景が拝める名所として知られる。
天候によって左右されるとは言え、四季折々に繰り広げられる、田貫湖越しに見る富士の美景は、写真愛好家にも親しまれる絶好ポイントとして人気がある。そんな撮影に相応しいスポットとして、「休暇村富士」の展望デッキ(座標ポイント)がおすすめ。雄大の富士山を背景に、湖を前に緑で囲まれる中に身を置く癒しのひと時は、ツーリングの疲れを吹き飛ばすほどに気分爽快。
季節によって桜やツツジ。秋の紅葉もまた綺麗。周囲にはキャンプ場があり、湖ではボート遊びやヘラブナ釣り、周辺ハイキングなどが楽しめる。駐車場やトイレの設備もあるから安心。
河口湖ICからアクセスするのも良いが、最寄りのICは新東名高速の「新富士IC」。数本のルートがあるが、国道139号線で約26km。ちなみに田貫湖から富士宮市までは20km程度。B級グルメで有名な「やきそば」を楽しむのも良いだろう。また田貫湖近く(約6km、車で10分程度の距離)には「白糸の滝」もある。
沼津経由で伊豆箱根方面へ足を伸ばすのもも良いし、富士山をぐるりと一周し、山中湖から同志道で帰京するなど、コースの組み立てに豊富な選択肢がある点もうれしい。
富士山を望む景色は四季折々の美景に魅せられる。
静岡県富士宮市猪之頭634-1 (JR身延線「富士宮」駅から車で約30分/約20km)
こんな場所で憩うひと時がとても素敵。
富士宮市公式ホームページ
URL:http://www.city.fujinomiya.lg.jp/kankou/llti2b00000018ga.html