目次
ヤマハ・YZ450FX……1,226,500円(消費税10%を含む)
ヤマハ・YZ250FX……1,006,500円(消費税10%を含む)
ヤマハ・YZ250X………..819,500円(消費税10%を含む)
ヤマハ・YZ125X..………770,000円(消費税10%を含む)
3年ぶりのモデルチェンジとなる「YZ250FX」は、”Synchronization YZ with every cross country rider”をコンセプトに、モトクロッサーYZシリーズ開発で得た技術を随所に活かしてクロスカントリーでの戦闘力をさらに向上。さまざまな路面状況や幅広い速度域でパフォーマンスを発揮できる、扱いやすいマシンに仕上げた。
「YZシリーズ」2025年/主な特長
主な特長は、
1)ECUを国内専用にセッティングし、MFJ音量レギュレーションに適合しながら、極低速から中速域での操作性の向上となめらかなレスポンスを獲得
2)前側エンジン懸架ブラケットを新作し、クロスカントリー/エンデューロで求められる走破性、操作性を向上
3)アクション自由度に配慮しボディの軽量・コンパクト化に貢献するエアフローマネージメント機構に合わせ、後方ダクトのエアクリーナーボックスを新作
4)ストロークを10mm短縮してローダウン化し、国内のクロスカントリー向けに専用チューニングした前後サスペンション
5)セッティングの容易化を図るパワーチューナーのアプリのバージョンアップなど。
2ストロークモデルの「YZ250X」と「YZ125X」は、ラジエターおよびその周辺部品の変更により冷却性能の向上を図るほか、耐水性に優れるPVC製バーパッドの採用や工具不要で圧減衰調整が可能なアジャスターをフロントサスペンションに装備するなど、4ストロークYZで好評の特徴を踏襲した。
なお各モデルは、ハイパフォーマンスの血統”ブルーファミリー”を濃密に感じさせるヤマハブルーをベースに、ライトブルーの差し色を加えたホワイトのビッグロゴとグラフィックをあしらい、爽快かつアグレッシブなスポーツイメージを高めている。
※本製品は「ヤマハオフロードコンペティションモデル正規取扱店」にて、2024年7月18日から12月1日までの期間限定で予約の受付を行います。予約が生産計画を上回る場合は、予約受付期間終了を待たずに受付を終了する場合があります。
2025年ヤマハ・YZ250FXの主な特徴
1)国内専用ECUセッティングを採用し、音量レギュレーションに適合しつつ低速域での扱いやすさ、中高速域での性能を向上
吸気効率を高めた後方ダクトの樹脂製新作エアクリーナーボックス、フリクションロスの少ない新カムチェーン、国内専用ECUセッティングを施したエンジン、膨張室を刷新したショートサイレンサーを採用。これによりMFJ音量レギュレーションに適合しつつ、低中速域における「扱いやすいパワー特性」「力強いトルク」といった従来のエンジン特性はそのままに、オーバーレブ特性を含む中高速域での性能を向上させた。
またトラクションコントロールの採用により、スリッピーな路面での走破性に貢献する。
2)エンジン懸架を専用チューニングし、車体との一体感がより得られるバイラテラルビーム・フレーム
「YZ450F」「YZ250F」同様のバイラテラルビーム・フレームを採用。バンプの衝撃で横方向にわずかな挙動を見せるフレームフレックス特性に着目し、タンクレールの環形状・保持形状・補強材などのバランスを吟味して設計開発、官能評価を経て設定した。エンジン懸架を専用チューニングし、なかでも前側懸架のブラケットは「YZ250FX」用に新作。安心してアクセルを開けられ、ウッズでのコーナリングしやすい軽快感と直線での高速走行時の安定性を両立し、クロスカントリーで求められる走破性、操縦性を備えている。
3)エアフローマネージメントとアクション自由度に配慮した軽量コンパクトなボディ
「YZ450F」「YZ250F」同様のエアフローマネージメントを採用した。シリンダー前方吸気レイアウトは継承しつつ、吸気の経路を「サイドカバーとタンクの隙間」、および「メインシート下」に設けている。後方ダクトのエアクリーナーボックスは新作し、スロットルボディとのジョイント部分は「YZ250FX」専用開発。最適な吸気経路を導き、リニアなレスポンス、ドライバビリティの向上などに貢献している。
また吸気まわりの軽量・スリム化にも寄与。シュラウドは左右幅を従来比で50mm詰めてコンパクト化し、ボディ外装にシームレス処理を施すことで、ライダーがシート上で体が動かしやすくなるなど、車両と一体になったパフォーマンスが可能だ。
シートは、アクション自由度を広げるため天面高低差を従来比15mmフラット化。シート後方にはストッパー形状を織り込んで加速の際のホールド性を考慮している。
4)前後サスペンションのローダウン化&国内専用設定で直進安定性と、極低速での軽快な旋回性を両立
ストロークを10mm短縮してローダウン化した前後サスペンションは、国内専用にバネ定数を低めにし、接地感、旋回時の安定感、足つき性を向上。直進走行時の安定性と極低速での軽快なコーナリングを両立させ、レースからファンライドまで幅広いライダー層をカバーできるセッティングとした。フロントには、工具不要で圧減衰調整できる手回しタイプのアジャスターを採用している。
またパワーチューナーアプリの新機能「サスペンションセッティングのテーマ対処方法」による調整作業を容易にした。さらにインナーチューブ表面劣化を防ぐために強化ダストシールを採用。リップ長をアップし、優れた追従性によりダスト侵入を抑制、オイルにじみのリスクを低減している。
5)直感的にチューニング可能なバージョンアップした 「パワーチューナー」アプリ
スマートフォンでエンジンのセッティングができるアプリ「パワーチューナー」をバージョンアップし、エンジン特性を「スムース⇔アグレッシブ」表示の一軸バーをタップするだけで変更できるシンプルチューニング、3段階で調整できるトラクションコントロール、「レブリミット機能」を追加したローンチコントロールに、ラップタイム計測機能を追加している。
6)エンジンガードなどクロスカントリー向け専用パーツ
エッジを抑えた滑らかなデザインの樹脂製エンジンガード、タンク容量も大きく、さらにサイドスタンドが付くなどモトクロッサーに比べ重量が増えるクロスカントリー仕様の特性を踏まえアルミからスチール製へ変更し剛性を高めたフットレストブラケット(左のみ)、軽量リアハブを採用しつつ外径をφ22からφ25へ内径をφ20.5からφ20.0に変更して剛性を確保したリアアクスル、4本組(2クロス)から6本組(3クロス)スポークに変更し衝撃吸収性・トラクション性能を向上したリアホイール、クロスカントリーの高速化に合わせた軽量・ショートなフェンダー(前後)など、クロスカントリー向け専用の装備も充実している。
主要諸元
ヤマハ・YZ450FX
ヤマハ・YZ250FX
ヤマハ・YZ250X
ヤマハ・YZ125X
名称、カラーなど
名称 | カラー | 発売日 | メーカー希望小売価格 | 販売計画 |
ヤマハ・YZ450FX ヤマハ・YZ250FX ヤマハ・YZ250X ヤマハ・YZ125X | ディープパープリッシュブルー ソリッドE(ブルー) | 2024年10月25日 | 1,226,500円 1,006,500円 819,500円 770,000円 | 400台 (シリーズ合計/国内) |
※YZシリーズ各モデルは、国土交通省の認定をうけていませんので、ナンバープレートを取得できません。また道路を走行できません。道路をそうこうすると道路交通法および道路運送車両法の違反となります。私道、寺社の境内、海辺、堤防上、農道、林道など道路の形態を整えていないところでも、人や車が自由の出入りできるところは道路とみなされます。
※保証(クレーム)対象外製品です。
2025年「ヤマハ・YZ250FX」フィーチャーマップ
主要諸元
YZ250FX 車体打刻型式/原動機打刻型式:CG57C/G3X2E 全長/全幅/全高:2,170mm/825mm/1,265mm シート高:955mm 軸間距離:1,480m 最低地上高:330mm 車両重量:111kg 原動機種類:水冷, 4ストローク, DOHC, 4バルブ 気筒数配列:単気筒 総排気量:249㎤ 内径×行程:77.0mm×53.6mm 圧縮比:13.8:1 始動方式:セルフ式 潤滑方式:ウェットサンプ エンジンオイル容量:0.95L トランスミッションオイル量:- オイルタンク容量:- 燃料タンク容量:7.8L(無鉛プレミアムガソリン指定) 吸気・燃料装置/燃料供給方式:フューエルインジェクション 点火方式:TCI(トランジスタ式) バッテリー容量/型式:12V, 2.4Ah(5HR)/BR98 1次減速比/2次減速比:3.352/3.923 クラッチ形式:湿式, 多板 変速装置/変速方式:常時噛合式6速/リターン式 変速比: 1速:2.384 2速:1.812 3速:1.444 4速:1.142 5速:0.956 6速:0.814 フレーム形式:セミダブルクレードル キャスター/トレール:27°00′/121mm タイヤサイズ(前/後):80/100-21 51M(チューブタイプ)/ 110/100-18 64M(チューブタイプ) 制動装置形式(前/後):油圧式シングルディスクブレーキ/ 油圧式シングルディスクブレーキ 懸架方式(前/後):テレスコピック/スイングアーム(リンク式) 乗車定員:1名