ホンダのマザー工場を11月2日に開放、社食名物も食べられる!……BIKES週刊ニュースダイジェスト【2024年8月26日〜9月01日】

前週に発表された注目のネタを一気に紹介する「バイクス週間ニュースダイジェスト」。今回は2024年8月26日〜9月01日に発表されたニュースを紹介する。

HSR九州での試乗会もあり

本田技研工業(ホンダ)は、「熊本製作所」(熊本県菊池郡大津町)でライダー向けのイベント「Honda モーターサイクル ホームカミング 熊本 2024」を開催する。

開催日は11月2日(土)で、開催時間は9時〜15時。ホンダ製バイクのユーザーはもちろん、他社メーカーのユーザー、四輪、徒歩での来場も可能で、人数制限はなく無料で開放される(雨天中止もあり)。

「熊本製作所」は、ホンダ製バイクの国内主力生産工場と位置付けられている。「ゴールドウイング」「CB1300」「GB350」「スーパーカブ」といった主力・人気車種を多く生産。いわばホンダのバイクのマザー工場だ。

イベントのプログラムは、バイクの生産ラインの見学や、「VFR750R(RC30)」(1987年に限定販売)の「モーターサイクルリフレッシュセンター」の公開を行なうほか、社員食堂名物の「カツカレーうどん」も食べることができるという。

目玉企画としては、市販モデルの試乗会だ。向上に隣接するサーキット「HSR九州」のコースを使用して行われる。また、2024年の特別企画として、「ホンダコレクションホール」に収蔵している歴代の原付一種モデルの展示も企画されているという。そのほかオリジナルグッズの販売も企画されているようだ。

昨年は3000人の来場者があったという人気イベントに、ぜひ参加してみてはいかがだろうか。

MotoGPをイメージしたスポーツスクーター発売

ピアッジオグループジャパンは、アプリリアブランドの「SR GT 200 レプリカ」を8月27日に発売した。アプリリアの正規販売店で購入可能で、価格は61万6000円。MotoGPに参戦中のマシン「RS-GP 24」のカラーリングを落とし込んだスペシャルエディションで、マットブラックをベースにメーカーロゴがサイド全体に描かれているのが特徴。「SR GT」自体がスポーツスクーターであり、そのイメージを高めている。エンジンは174ccの水冷単気筒SOHCを搭載。最高出力13kW(17.4ps)/8500rpm・最大トルク16.6Nmを発揮する。

「カンナムスパイダー」の割引キャンペーンが開始

BRPジャパンは、三輪モーターサイクル「Can-Am」(カンナム)の新車購入者を対象に「秋のご成約キャンペーン」を開催する。期間は9月1日(日)〜9月30日(月)まで。対象は「カンナム」ブランドの三輪モーターサイクル「スパイダー」「ライカー」が対象となる。2022年モデルで10万円、2023年モデルで5万円のキャッシュバックを受けることができる。「スパイダー」および「ライカー」は、前二輪・後一輪式のトライクとなる。

ドゥカティに採用されたリチウムイオンバッテリーの入手が容易に

カスタムジャパンは、「スカイリッチ」製のリチウムイオンバッテリーの正規代理店となった。「スカイリッチ」のバッテリーは高い信頼性を誇り、「ドゥカティ・1199スーパーレッジェーラ」「ホンダ・CBR1000RR-R」「KTM・1290スーパーアドベンチャーR」といった高性能モデルに純正採用されている。リチウムイオンバッテリーは、従来の鉛式に比べて軽量で耐久性があり高出力である。サイズもコンパクトなので、重量を気にするようなバイクには最適なアイテムとなる。今回、カスタムジャパンが正規代理店となったことで、より入手がしやすくなる。

サンスターがレース向けブレーキの発売を決定

バイク用ブレーキの大手であるサンスターは、製造・使用時の環境負荷低減を目的に開発を進めている「ネイチャーライド」シリーズの新製品(ブレーキディスク・パッド)の発売を決定した。今回の製品は2024年7月に開催された「鈴鹿8耐」で実際に使用されたもので、8時間のレースを通して確かなブレーキ性能を発揮し続けることが確認されたという。レース専用品として。2024年12月頃に発売予定だという。

「カワサキプラザ」の店舗が2箇所がリニューアル

カワサキの正規ディーラー「カワサキプラザ」の店舗が相次いでリニューアルオープンした。8月23日(金)にオープンしたのが「カワサキプラザ浜松」(静岡県浜松市中央区入野町10001)。翌24日(土)にオープンしたのが「カワサキプラザ松戸」(千葉県松戸市中根1-421)だ。両店舗とも木目調のフロアを貴重としたクリーンな店舗となっており、カワサキの全てのモデルはもちろんアパレルといった用品系も展示・販売される。

Walt配達員向けにEVスクーターを貸与

デリバリーサービスのウォルトジャパンが、ホンダモビリティソリューションズと協業を発表した。ウォルトの配達員限定(東京都内)でEVバイクのサブスクリプションサービスを利用できる。サービスを利用すると、月額1万7500円のところ、初月に限り7000円の割引がなされる。対象のモデルは「EM1 e:」「ベンリィe:Ⅰ」「ジャイロキャノピーe:」「ベンリィe:Ⅱ」の4機種となる。キャンペーン期間は8月28日(水)〜9月30日(月)まで。

電動三輪トライクの新型登場、カスタマイズの相談も可能

株式会社バブルは、「VIVEL TRIKE」(ビベルトライク)の新型を9月15日に発売する。キャビン付きの電動三輪トライク(前一輪・後二輪式)で、2023年より取り扱いを開始、その新型となる。1500Wの高出力バッテリーを搭載し、最高速度は45km/h以上、最大航続距離は65kmとなった。また、ヘッドライト周りのデザインを一新したことで、より都会に馴染む意匠とした。車内は3人乗りでシートベルトも装備。電気代は80kmあたり100円程度で移動コストを抑えられる。車体価格は62万円だが、バッテリー容量や最高速度のカスタマイズの相談も可能だという。

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