3000人のヤマハファンが楽しんだ、「My Yamaha Motorcycle Day 2024」|イベントレポート

恒例となったヤマハのファンミーティングであるYamaha Motorcycle Dayが9月7日(土)、千葉県長柄町のロングウッドステーションで開催されました。今回から名称を「My Yamaha Motorcycle Day」へ変更し、ヤマハオーナーやファンにより親しみやすいイベントへと進化。おもに関東各地から約2300台のバイク、3000名の来場者が熱い1日を楽しみました。

写真:栗栖国安・ヤマハ発動機販売(株)
暦の上では秋とはいえ、晴天に恵まれたイベント開催日の千葉は最高気温34℃の真夏日。バイクで走ってくるにはかなりつらい状況にもかかわらず、会場のロングウッドステーションには朝から続々とヤマハファンが駆けつけ、開場の9時にはすでに広大な駐輪場はバイクであふれかえるほどでした。
カラフルな建物が立ち並ぶロングウッドステーションの屋外エリアには、二輪関連の用品やパーツメーカーなど約50社がブースを出展。それぞれに賑わいを見せていました。また飲食エリアには大型テントが設えられた休憩スペースと、8店のキッチンカーがずらりと並び、談笑しながら食事を楽しむ姿が多くみられました。
中央の芝生広場では、電動アシストスポーツ自転車のYPJファンミーティングも行われていて、特設コースで発表されたばかりのニューモデル「WABASH RT」「CROSSCORE RC」「CROSSCORE Connected」の先行試乗会も開催されました。
メインステージ前ではスペシャルイベントとして、黒山 健一、氏川 政哉両選手によるトライアルデモが午前と午後の2回開催。いつもどおりの軽妙なトークと、電動トライアルマシンTY-E2.2による妙技に、観客は大いに盛り上がっていました。
さらにステージではBS11・MOTORISEでおなじみの中野真矢さん、風間晋之介さん、古澤 恵さん、ときひろみさんによるトークショーが行われました。それぞれのヤマハのバイクに対する思いや経験などを熱く語り合っていました。
会場内には随所にフォトスポットがあり、愛車の雄姿を撮影できる
開場と同時に駐輪場はバイクでいっぱいになった
二輪関連のアパレルや用品、パーツメーカー約50店がブースを出展
出展ブースも開場と同時に賑わっていた
来場者のお腹を満たしてくれるキッチンカーも8店舗が出店
休憩スペースでは食事をしながら談笑する姿が見られた
YPJファンミーティングも併催された
YPJの試乗も大盛況
黒山 健一、氏川 政哉両選手によるトライアルデモ
圧巻のトライアルテクニックに観客は拍手喝采
ステージトークショーが始まると続々と来場者が集まる
BS11 MOTORIZEメンバーの中野真矢さん、風間晋之介さん、古澤 恵さん、ときひろみさんによるトークショー
一方、屋内ホールでもさまざまな展示や体験コーナーが設けられていて、炎天下から逃れる来場者を含めて、こちらも大盛況でした。Aエリアの感動ホールでは、タッチ&トライ/機能コンポーネント展示が行われていて、レースマシンからスクーターまで多くのモデルに直接触れることができ、多くの人が跨ってそれぞれの感触を実感していました。また各パーツ類の仕組みもわかりやすく展示されていて、担当者から説明を受けている来場者の姿もあちらことらで見受けられました。Bエリアの創造ホールでは、TY-E2.2×TRICITY 人機官能 スタンディングチャレンジをはじめ、 体験型EV展示 、水素エンジン開発紹介、そしてMOTOROiD2 / ELOVEデモンストレーションなどが行われ、人気を集めていました。そしてCエリアでは体験価値ホールと題してトークサロンが設けられていました。

 最後はステージで出展ブースPRが行われ、豪華賞品争奪大じゃんけん大会が行われ、午後2時半の閉場まで大盛況でした。

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著者プロフィール

栗栖国安 近影

栗栖国安

TV局や新聞社のプレスライダー、メーカー広告のモデルライダー経験を持つバイクジャーナリスト。およそ40…