暦の上では秋とはいえ、晴天に恵まれたイベント開催日の千葉は最高気温34℃の真夏日。バイクで走ってくるにはかなりつらい状況にもかかわらず、会場のロングウッドステーションには朝から続々とヤマハファンが駆けつけ、開場の9時にはすでに広大な駐輪場はバイクであふれかえるほどでした。
カラフルな建物が立ち並ぶロングウッドステーションの屋外エリアには、二輪関連の用品やパーツメーカーなど約50社がブースを出展。それぞれに賑わいを見せていました。また飲食エリアには大型テントが設えられた休憩スペースと、8店のキッチンカーがずらりと並び、談笑しながら食事を楽しむ姿が多くみられました。
中央の芝生広場では、電動アシストスポーツ自転車のYPJファンミーティングも行われていて、特設コースで発表されたばかりのニューモデル「WABASH RT」「CROSSCORE RC」「CROSSCORE Connected」の先行試乗会も開催されました。
メインステージ前ではスペシャルイベントとして、黒山 健一、氏川 政哉両選手によるトライアルデモが午前と午後の2回開催。いつもどおりの軽妙なトークと、電動トライアルマシンTY-E2.2による妙技に、観客は大いに盛り上がっていました。
さらにステージではBS11・MOTORISEでおなじみの中野真矢さん、風間晋之介さん、古澤 恵さん、ときひろみさんによるトークショーが行われました。それぞれのヤマハのバイクに対する思いや経験などを熱く語り合っていました。
一方、屋内ホールでもさまざまな展示や体験コーナーが設けられていて、炎天下から逃れる来場者を含めて、こちらも大盛況でした。Aエリアの感動ホールでは、タッチ&トライ/機能コンポーネント展示が行われていて、レースマシンからスクーターまで多くのモデルに直接触れることができ、多くの人が跨ってそれぞれの感触を実感していました。また各パーツ類の仕組みもわかりやすく展示されていて、担当者から説明を受けている来場者の姿もあちらことらで見受けられました。Bエリアの創造ホールでは、TY-E2.2×TRICITY 人機官能 スタンディングチャレンジをはじめ、 体験型EV展示 、水素エンジン開発紹介、そしてMOTOROiD2 / ELOVEデモンストレーションなどが行われ、人気を集めていました。そしてCエリアでは体験価値ホールと題してトークサロンが設けられていました。
最後はステージで出展ブースPRが行われ、豪華賞品争奪大じゃんけん大会が行われ、午後2時半の閉場まで大盛況でした。