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「八ヶ岳」周辺の高原観光地。蓼科寄りの「原村ペンションビレッジ」や清泉寮のある“清里”の地名に郷愁を覚える人も少なくないでしょう。既に無料開放されている「八ヶ岳高原ライン」(県道11号線)は、中央自動車道路の小淵沢インターチェンジから清里を結び、八ヶ岳の南山麓を抜ける約21kmの高原ワインディングロードとして有名です。ライダーにとって実に快適な道ですが、今回お伝えする「北杜八ヶ岳公園線」(県道28号線)もまた、とても気持ちの良い道路なのです。
今回、取材データの座標点と住所で示すポイントは、中央自動車道路の長坂インターチェンジから清里方面へ約9km(車で約15分)の地点にある「八ヶ岳高原大橋」を渡った先の左手にある「北杜展望駐車場」です。八ヶ岳高原ラインと比較すると、舗装は新しく屈曲も穏やかで路面が綺麗。そして周辺の景色が開けていて、天気の良い日に目に飛び込んでくる八ヶ岳など、パノラマの様に広がる山並みの眺めが最高です。座標点の駐車場はトイレ等の施設はありませんが、周辺にはさほど遠くない位置に様々な施設があるので、休憩や食事場所に困ることはないでしょう。
駐車場から4kmほど先に行けば清里に到着。ポールラッシュ通りを登れば清泉寮。国道141号線に出れば「萌木の村」。その141号線を北上すれば、JR最高地点(標高1375m)の野辺山(小海線)があります。オフロード好きなら川上村と三国峠を経て秩父へ抜ける中津川林道も。国道141号線をさらに北上すれば佐久市を抜けて軽井沢や浅間、草津方面へ。逆に141号線を南下すると韮崎市を経て富士五湖や東京方面へアクセスでき、ツーリングコースの設定には多彩な選択肢があります。
秋の紅葉シーズン、それも天気の良い日に出掛けてみたい爽快さ満点のツーリングルートなのです。
ライダーにとって、あまりにも有名な八ヶ岳。
山梨県北杜市高根町清里(JR小海線「甲斐大泉」駅から車で約5分/約2.7km)
これからの季節、紅葉狩りや天体観測にもおすすめ。
北杜市観光情報サイト「ほくとナビ」
URL:hokuto-kanko.jp