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能登半島地震復興支援を兼ねたミニバイクミーティング
埼玉県八潮市にある「中川やしおフラワーパーク」を会場として、2024年9月22日(日)に「第2回カブミーティング秋『ハラミ』」が開催された。このイベントは今年4月に開催された第1回に引き続き、スーパーカブを中心とした排気量125cc以下のミニバイク(スクーターの参加もOK)だけのミーティングで、1月に発生した令和6年能登半島地震復興を応援するチャリティーイベントとしての性格を合わせ持つ。
主催は八潮市内で営業するライダーズカフェの『Cafeはらっぱ』で、自身もカブの大ファンという店長の「らっぱ~さん」こと野澤高明さんが中心となり、彼を慕う仲間たちが集まって実現したイベントだ。今回はウインドシールドでお馴染みの『旭風防』やバイク用品販売の『オリオンエース』などが出店、キッチンカーも充実しており、八潮市と八潮市観光協会の後援を受けている。
当日はブルーを基調にした「がんばろう能登半島」ハラミステッカーを販売。ステッカーの色はC125の車体色に設定がある「パールボスポラスブルー」をイメージし、そこに能登半島と初代スーパーカブC100が描かれている。価格は1枚500円で経費を除く売上金の全てが寄付に充てられた。
会場にはオーナー自慢の愛車がずらりと並ぶ
イベント当日は朝から雨という生憎の天気であったが、天候の回復とともに来場者の数は徐々に増えていった。最終的なエントリー台数は前回の386台をわずかに下回ったようだが、会場にはオーナー自慢の愛車がずらりと並び、参加者たちは自慢のマシンを披露したり、展示されているほかのエントリー車両を見て回ったりしながら、情報交換やバイク談義に花を咲かせていた。
エントリーした車両は、主催者が60周年記念スーパーカブやCT125ハンターカブなどのオーナーということもあって、やはりカブシリーズが目立つ。一方でモンキーやダックス、ドリーム50、CD50などのホンダ製ミニバイク、ヤマハ・トリシティ125などのスクーターのエントリーもあった。
今回エントリー車両の中でもとくに注目したのがモンキーのカスタム車で、1台はモンキー50BAJA(バハ)のアフリカツイン仕様、もう1台はモンキー125のBAJAアフリカツイン仕様(制作途中)、そしてモンキー125のカスタムだ。最後の車両は近くカスタムパーツの市販化を検討しているらしい。
このようにエントリー車両の多くが何かしらのカスタムが施されており、それらを見て回るだけでも楽しい。次回開催は1年後の2025年秋を予定しているとのこと。ミニモトファンは来年開催の第3回『ハラミ』に足を運んで欲しい。